プリンターの4色・5色・6色インクの違いとは?プリンターを購入するときに何を重視しますか?価格や機能も重要ですが、実は使用するインクカートリッジの色数も重要なんです。 そこで今回は4色・5色・6色インクの違いをご紹介します。 目次 「4色インク」「5色インク」「6色インク」それぞれのインクの違い(1)4色インクブラック、シアン、マゼンタ、イエローの4色で構成されるインクです。 4色インクには大きく分けて2種類あり、4色のインクカートリッジが独立している独立型と、ブラック以外のカラー3色が一体になった一体型があります。 一体型の4色インクは、ブラック以外のカラー3色のインクカートリッジが一体化しているため、カラーのどれか1色でもインクが切れるとカートリッジごと交換しなければなりません。 (2)5色インク顔料ブラック、染料ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの5色で構成されるインクです。 ■CANONの場合 ■EPSONの場合 文字印刷には顔料ブラックインクを使用するので、文字も写真もどちらも高品質な仕上がりになります。 文書印刷と写真印刷どちらともこだわりたい方は5色インクがおススメです。 (3)6色インク下記のどちらかのパターンの6色で構成されるインクです。 ■CANONの場合 ■EPSONの場合 ほとんどの場合、各色のインクカートリッジが分かれた独立型です。 文書印刷より写真印刷にこだわりたい方は6色インクがおすすめです。 4色・5色・6色インクを比べてみたキャノンのプリンターPIXUS- TS5430(4色インク対応)PIXUS-TS7530(5色対応インク)とPIXUS-TS8730(6色インク対応)の特徴を比較しました。
参考記事 (1)4色・5色・6色インクの印刷品質の違い4色インクのプリンターは、ブラック以外の3色でカラーを表現しますが、5色インクは4色インクに顔料ブラックが追加されています。 6色インクはグレー・ライトシアン・ライトマゼンタなどを用いており、写真印刷では見た目でも分かるように、6色インクの方が表現ができる色の幅が広いのも特徴です。元のデータをより鮮明に再現したいのであれば6色インクがおすすめです。 (2)4色・5色・6色インクはどんな人に向いているか今回は4色インクと5色インクと6色インクについてご紹介しました。 4色インクと5色インクと6色インクは具体的にどんな人が向いているかをまとめると ■4色インクは… ■5色インクは… ■6色インクは… プリンタ―を使用する目的や必要な機能が備わっていることだけでなく、4色インクと6色インクどちらに対応しているかによってインク代などを抑えることもできます。 プリンタ―を選ぶ際は、ランニングコストもあらかじめ意識しておくことが大切です。 また各メーカーが何色のインクに対応しているのかはこちらを参考にしてください。
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