普段は調子の良いプリンターも梅雨の時期になると、なんだか調子が悪いといったことありませんか?紙詰まりを頻繁に起こしたり、インクが滲んで印刷されてしまったり。それはもしかすると、湿気で水分を多く吸い取ってしまったプリンター用紙が原因かもしれません。
梅雨の時期になると湿度が上がり、部屋全体がジメっとなります。そのジメっとした場所で用紙を空気に触れる状態で保管すると、シワや反り、用紙同士がくっつく原因になります。実はそのシワと反り、用紙のくっつきが「紙詰まり」「インクのにじみ」を起こす原因になります。
<対処方法>
目詰まりとは、インクを出すノズル部分にホコリや乾燥したインクが溜まりインクを上手く送り出せない状態のことです。目詰まりになると、かすれて印刷されたり、全く色が出ないなどのトラブルが発生します。
同様に、古いインクを使い続けていると、カートリッジ内でインクが固まってしまったり、変色して綺麗に印刷できないなどの不具合がでる可能性があります。知らない人も多いのですが、インクカートリッジには使用期限があります。通常未開封のもので約2年、プリンターにセットしたもので約6ヶ月が使用期限の目安です。
インクカートリッジを取り外し、ティッシュやガーゼ等にお湯を含ませてノズル部分に押し当てます。ティッシュやガーゼに固まったインクが溶けてくるのを確認できたら、乾いた布で拭き取ってください。
※ヘッドクリーニングは多くのインクを消費するので最大で2回~3回まで。それでも綺麗に印刷できなかったら別の方法をお試しください。
さらに詳しいメンテナンス方法は以下の記事をご確認ください。
・ヘッドクリーニングしても直らないプリンターの目詰まりはどうしたら解決する?
・インクがにじむ4つの原因とすぐに試せる対処法!
年賀状印刷のため12月頃にプリンターを使用してそのまま放置してしまっているという方は、梅雨時期と重なる6月がちょうど半年経過のタイミングになりますので、一度メンテナンスしていただくことをおすすめします。
プリンターを長持ちさせる秘訣は週1から長くても月1でノズルチェック印刷をすることです。日頃からプリンターを動作させることで、インクは詰まることなく綺麗に印刷することができます。
みなさん、いざという時に困らないよう日ごろからプリンターを使うように心がけましょう!