エプソンプリンターのインク残量検知機能をリセットする手順を解説エプロンのプリンターを使う際にインクカートリッジの残量検知機能をリセットすれば中身が完全に無くなるまで印刷できます。そのための手順としてリセッターを使う方法はおすすめです。その具体的な手順について解説しましょう。 目次1 ICチップのリセッターを入手するエプソンプリンターはインクカートリッジの残量をICチップによって管理しています。このICチップをリセットすることができるのがリセッターです。リセッターを利用することで残量メーターが元に戻るため、インクを使い切ることができます。 ICチップのリセッターはリセッター単体で販売されているケースと、詰め替えインクとセットで販売されているケースがあります。単体で販売されているリセッターの価格は、1,000円から5,000円のものまであるのが特徴です。基本的には価格が高いものほど信頼できます。ただし、価格が高くても評価が低いものもあるため、事前に口コミ評価をチェックしておくと良いでしょう。 また、リセッターにはそれぞれ対応カートリッジがあります。すべてのプリンターに使えるとは限らないのです。リセッターが手持ちのエプソンプリンターに対応しているのか、対応カートリッジをチェックしておきましょう。 目次2 ICチップリセッターでインクカートリッジの情報を書き換えるICチップリセッターはUSBケーブルから電源を供給する仕組みです。そのため、USBケーブルをパソコンなどに挿し込みましょう。しっかりと挿し込むことによって、本体のランプが点滅します。 電源が供給されたICチップリセッターにインクカートリッジを接触させましょう。インクカートリッジの端子をICチップリセッターに挿し込むことによって、すぐにリセットされます。ICチップリセッターが端子を通してカートリッジの情報を書き換えてくれるのです。基本的には1秒ほどで書き換えが完了します。書き換えが完了するとICチップリセッターのランプの色が変わるため、そこでリセット作業は終了です。 リセットしたカートリッジをプリンターにセットしてインク残量データがきちんとリセットされているか確認しましょう。もし、上手くリセットされていない場合は、もう一度上記の手順でカートリッジの情報を書き換えてください。 目次3 ICチップリセッターを使う際の注意点ICチップリセッターで情報を書き換えることができるのは一度限りです。そのため、一度情報の書き換えに成功した後で再びリセッターを使ってカートリッジの情報を書き換えるのはやめましょう。それはインクカートリッジのICチップが故障する原因となります。 リセット動作が上手くいかない場合は、きちんとリセッターとカートリッジの端子が接触していることを確認してください。接触点が離れてしまうとリセット動作が上手く進まなくなります。接点端子にゴミやホコリ、汚れなどが付着していると不具合が起きるため、あらかじめキレイにしておきましょう。 また、インクカートリッジのICチップが破損している場合はリセッターを使えません。上手くいかない場合には、インクカートリッジの故障も疑ってみましょう。 ICチップリセッターはさまざまなメーカーから出ているものです。そのため、それぞれ使い方が微妙に異なっているケースがあります。必ず、手持ちのリセッターのマニュアルを確認して、指示にしたがいながら利用しましょう。 |