キヤノン最新プリンターPIXUS TS6130 総評レビュー
更新日:2021-09-02
インク革命編集部 小島
引用:PIXUS TS6130 2017年9月22日にキヤノンから発売のPIXUSインクジェットプリンタースタンダードモデル”PIXUS TS6130”は本当に買うべきなのか、プリンターのスペック、外観、おすすめポイント、残念ポイントを詳しく解説いたします。 PIXUS TS6130のスペックカラーインクジェットプリンターPIXUS TS6130のスペックを紹介させていただきます。 引用:PIXUS TS6130
PIXUS TS6130の外観
引用:PIXUS TS6130 寸法は横幅372mm、奥行き315mm、高さ139mmで、質量が6.2Kg(プリントヘッド、インクタンク含む)となっています。 カラーバリエーションはホワイト、ブラックの2色展開です。旧モデル(PIXUS TS6030)から見た目、サイズ、重さはほぼ変わっていません。モニターサイズも3.0型と変化はありませんでした。 PIXUS TS6130のオススメポイント紙詰まりが起きにくい安心設計PIXUS TS6130は前面給紙カセットと背面給紙トレイの2つの給紙方法があることで紙詰まりが起きにくい設計になっています。どうしても前面給紙は印刷する時に紙を折り曲げるので紙詰まりが起きやすいです。特に硬い紙(ハガキや写真用紙)を印刷するときですね。 その対策として背面給紙を使えるのがPIXUS TS6130のオススメポイントです。背面給紙は紙を折り曲げずに印刷できるので硬い紙も紙詰まりを起こさず印刷することができます。 背面給紙は1枚づつ給紙するプリンターが多いところ、100枚セットできるのはポイントが高いです。 5色インクで経済的PIXUS TS6130はスタンダードモデルでプリンター本体の価格もハイスペックモデルに比べてお買い求めやすい価格に設定されているだけでなく、消耗品であるインクも実は安いです。ハイスペックモデル(2017年発売のものであればXK70,XK50,TS8130)になると6色インクセットになります。 6色セットと5色セットだと価格が約1,000円変わります。印刷品質に大きな差が出るかというと正直、一般の方だと気づかないレベルの違いです。 最高品質の印刷を求めている人でなければ、TS6130で充分でしょう。 両面印刷の手間が大幅に削減両面印刷する時に片面づつ印刷した経験ありませんか?PIXUS TS6130は自動で両面印刷をする機能が搭載されています。 手間が省け、印刷にかかる時間を減らすことができます。また、両面印刷をする機会が増え用紙代を抑えることにも繋がるでしょう。 PIXUS TS6130の残念ポイントSDカードを直接挿して印刷ができないPIXUS TS6130にはメモリーカードスロットがないのでパソコンorスマートフォンを使って印刷することになります。カメラで写真を撮ってすぐ印刷したい時などに、一度パソコンを通す作業が必要になります。少し手間がかかり、手軽さが少し下がってしまうなという印象です インク型番の変更インク型番が変更になったことでプリンター発売当初は、互換インクの製造が追いつかず純正インクのみを使用することになります。 PIXUS TS6130の対応インクである「BCI-380+BCI-381」シリーズ通常容量5色マルチパックは5,583円(税込)します。消耗品として買い続けるのはなかなかお財布に優しくありません。 旧モデル(PIXUS TS 6030)は「BCI-370+BCI-371」シリーズが対応です。こちらのシリーズは既に互換品がサードメーカーにより販売がされておりお手ごろな価格で購入することができます。 まとめPIXUS TS6130は旧モデルから大きな変化はありませんでした。価格が下がっている+互換インクが販売されている旧モデル(TS6030やTS8030)を購入した方がお得です。 当店インク革命.COMでは、大容量6色パックのインクが3,760円(税込)でご購入できます。最新のものが欲しいといった方でなければ、本体代金も消耗品であるインクも約半額で手にはいる旧モデルがいいのではないでしょうか。 単品 680円~ |