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プリントヘッド一体型プリンターはおすすめしない理由とは?

更新日:2021-09-08
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オススメではないプリンターはやはり存在します。

様々なプリンターがありますが、決して安いプリンターを買うことが賢い買い方ではありません。

本体価格の安いプリンターはインクが非常に高い傾向にあるからです。

また、リサイクルインクか互換インクか、インクの形状が一体型か独立型かでも、さらにインクコスト面で差が出ます。
(※リサイクルインクは互換インクに比べ、回収・洗浄コストなどがかかる)

今回はあまりオススメではないプリンターの理由をご紹介します。

一体型採用のプリンターがあまりおすすめできない理由

結論から言うと

  • HPのヘッド一体型のインクを使用するプリンター(HP178HP920など)
  • キヤノン・その他一体型インクを使用するプリンター(PIXUS-MX420PIXUS-iP2700など)

上記はあまりオススメではありません。

その理由としてこのヘッド一体型カートリッジは、1つの色が切れると他の色が残っていてもカートリッジを丸ごと変えないといけないという難点があり、独立型に比べるとインクの消費においてかなり非効率でエコにも優しくありません。

実はこういったヘッド一体型のカートリッジは、 互換インクとして開発が難しい複雑な構造をしている物が多く、 主にリサイクルインクとして販売されていますが、先述の通りリサイクルインクは生産コストがかかるため、販売価格も上がり互換インクに比べると比較的単価が高く設定されています。
(エプソンの一体型は互換インクもある)

販売価格も上がり互換インクに比べると比較的単価が高く設定されています。

独立型インク
BCI-326+325

純正インク印刷結果

ヘッド一体型インク
BC-311+310

リサイクルインク印刷結果

そのため、使用するインクを基準にプリンターを選ぶとすると、

インク量、インク交換の利便性、価格、また環境面、リサイクルコストなどの面でコストパフォーマンスが悪いので、ヘッド一体型インクを使用するプリンターはあまりオススメできません

オススメできないプリンターの例

キヤノン

HP全般

  • HP178HP920など独立型インクを使用する機種を除く

これらはヘッド一体型インクを採用しているプリンターです。
HPやキヤノンのヘッド一体型インクを採用しているプリンターの本体価格は安いですが、インク代が非常に高いです。
(BC-341+340を使用するプリンターも含む)

まとめ

今回はヘッド一体型を採用しているプリンターが何故オススメできないのかという理由についてご紹介しました。

量販店で思わず本体価格の安さ故、ヘッド一体型のプリンターを買ってしまう方が多いと思います。

独立型インク5~6本と一体型1~2本の合計の価格を比べると価格もそんなに

変わらないので、本体に比べてインクが非常に高く感じる人も多いかもしれませんが、1つの色が切れると他の色が残っていてもカートリッジを丸ごと変えないといけないという難点がある以上ヘッド一体型プリンターはオススメできません。

ヘッド一体型のインクは目詰まりもほとんどなく、ヘッドの劣化の心配がいらないという利点はありますが、独立型インクを使うプリンターでも毎日大量に印刷するという場合を除いてはヘッドの劣化は特に見られません。
(※プリンターの寿命3~4年として)


 
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