互換インクのメリットは「インクコスト・印刷コストの削減」
互換インクに適したプリンター、つまりインク・印刷コストに重点を置いてプリンターを選ぶとすると、下記の条件を満たすものがインク・印刷コストが特に低い機種と言えます。
■独立型インクカートリッジを使用する機種
一体型インクは1個あたりの価格が高く、数色が1個に集約されているので、カートリッジ内で1色でもインクが切れると全て取り替えになります。
独立型インクカートリッジは1色のみがカートリッジに充填されているため、インクが切れたときには無くなった色のインクカートリッジのみを交換すれば良いので、各色1個ずつ買う方が高いように思えますが、長い目で見ると独立型カートリッジの方が経済的です。
■比較的価格が安いインクを使用する機種
純正インクの価格が安いインクは互換インクの価格も相対的に安いです。
■インク容量が多いインクを使用する機種
黒のインクだけが大きかったり、大容量インクセットなどがある機種は非常にコスパが良いです。
特にブラザーの機種は家庭用・ビジネス用問わずインクの容量が多いものが主流です。
これらの条件を考慮し、互換インク、リサイクルインクを使う前提でプリンターを選ぶ際には、ブラザーのプリンターがオススメです。
オススメはブラザーのプリンター
DCP-J940N(ブラザー2012年発売) / LC12-4PK(4色パック)
ブラザーのインクはカートリッジ内のインク容量がエプソン、キヤノンに比べて多く、コストパフォーマンスに関して非常に優れています。
互換インクの場合、インク容量も純正品の1.2倍と多く充填されており価格も安いため大幅なコストカットが見込めます。
また、このLC12シリーズはICチップが付いていないので、万が一のICチップ認識不良が起こることもありません。
「印刷の綺麗さ・速さ」「機能性」ならこれ
PIXUS-MG7130(キヤノン2013年発売) / BCI-351+350/6MP(6色セット)
インク・印刷コストに加え「印刷の綺麗さ・速さ」「機能性」を考慮するとこちらもオススメです。
インク容量などはブラザーに比べると劣りますが、、互換インクを使うことを前提とすると、コストカットが可能です。
少ないように思えるキヤノンのインクですが、新品のインクでA4普通紙印刷をすると1,000枚以上も印刷することができます。
MG7130印刷コスト比較
純正:合計1062枚/互換インク:合計1111枚
キヤノンのインク自体は型番が新しくなる毎に容量が減少している傾向にありますが、それでも性能や印刷品質、印刷不具合の少なさなど、バランスが良いプリンターが多いです。インク・印刷コストに関して互換インクで補えば、非常に使い勝手のいいプリンターと言えます。
『MG7130』は家電量販店のセールで1万円、5千円を切ることもあるプリンターです。後々になって「プリンターは安かったけど、純正インクがプリンターより高い!!」と気付いて後悔する人もいるのではないでしょうか。(プリンター本体が4千円でインクが6千円以上もする純正インクもあります。)
買った後に後悔しないためにも、事前に性能やコスパなどを調べてから買いにいくことをおすすめします。
まとめ
インク容量が多い「独立型カートリッジ」を使用するプリンターは、互換インクに切り替えることでコストカットができ、コスパが良いと言えます。
インク革命.COMで取り扱うインクには互換インクとリサイクルインクの2種類があり、「独立型インクカートリッジ」のほとんどが互換インク、「一体型インクカートリッジ」のほとんどがリサイクルインクとなっています。
リサイクルインクは回収や洗浄などのリサイクルコストがかかるため、互換インクに比べると比較的価格が高いです。
独立型インクカートリッジの互換インクが使用できるプリンターを選ぶことが、インク・印刷コスト削減に繋がりお得になります。
注意:最新のプリンターの中には互換インクやリサイクルインクに対応していないプリンターもあるので注意しておきましょう。