エプソンのインクカートリッジの形状は
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EM-930C | E-200 | PX-S06B | |
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本体サイズ (幅 x 高さ x 奥行き) |
47 x 20 x 30 cm | 26 x 17 x 15 cm | 31 x 6 x 16 cm |
IC04シリーズ対応のEM-930Cは長方形のプリンターですが、IC34シリーズ対応のE-200はEM-930よりコンパクトになりました。
また、E-200はユーザビリティの改善としてプリンター操作のための液晶や持ち運びのための取っ手が付いています。
PX-S06BはE-200のような液晶や取っ手はなく、薄く持ち運びが簡単なモバイルプリンターになっており、一体型のインクカートリッジはプリンターによって形状を変化させていることがわかります。
■独立型インクカートリッジの変化
PM-A900 | PX-A720 | PX-047A | |
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本体サイズ (幅 x 高さ x 奥行き) |
45 x 24 x 42 cm | 46 x 20 x 35 cm | 39 x 14 x 30 cm |
SC-PX5V2 | EP-708A | |
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本体サイズ (幅 x 高さ x 奥行き) |
62 x 23 x 37 cm | 39 x 16 x 34 cm |
独立型インクカートリッジを採用しているプリンターをそれぞれ見てみると一体型インクカートリッジを採用しているプリンターほど大きな変化はありませんが、サイズなどに変化が見られました。
PM-A900は奥行き42cmと独立型インクカートリッジ対応のプリンターの中では最も大きく本体の横幅殆ど変わりません。
PX-A720対応のインクカートリッジは細く、短い形状なので奥行きはPM-A900より7cm短いサイズになっています。
PX-047Aの対応インクカートリッジは細長いですが、PX-A720よりも奥行きは大きいです。
しかし、PX-047A以降から家庭向けにプリンター本体が全体的にコンパクトになっています。そのためPX-A720のようにプリンターの横に操作ボタンを配置するのではなく、前面に配置することで横の大きさや他の箇所を少しずつ削っているようです。
なので、外見だけで中身のインクカートリッジをセットする部分は大きくなっているようです。
IC79シリーズ対応のSC-PX5V2は写真印刷に特化している特殊なプリンターで、使用するインクカートリッジが9色あります。
そのため、プリンター本体が大きく特に幅が大きくなっています。
EP-708A対応のインクカートリッジは細長い形状ですが、PX-047Aと同様の理由でインクカートリッジの分奥行きを小さくできなかったのではないでしょうか。
まとめ
今回はエプソンのインクカートリッジがどうして変化していったのかを考察しました。
考察した結果として、インクカートリッジの形状が変化した理由はプリンターの形状が変化したからなのではないでしょうか。
特に独立型インクカートリッジ対応のプリンターはサイズが大きくなったり小さくなったりしているところを見るとインクカートリッジもそれに合わせて形状を変化せざるを得ないとわかります。
プリンターの形状が変化する度にインクカートリッジの形状も徐々に変化していると思うと面白いですね!