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エプソンのインクカートリッジの形状は
どうして変わっていったのか

更新日:2021-08-12
読み終わるまでの所要時間:約10分

エプソンの家庭用プリンターはこの2~3年で大量印刷可能で印刷コストを大幅に削減できるエコタンクを採用したプリンターを次々と発売しています。

それに合わせてインクカートリッジの形状も変化していっています。

しかし、キヤノンのプリンターのインクカートリッジは大きな変化は見られないとこちらの記事(キヤノンのインクカートリッジの形状があまり変わらない理由)で分かりました。

そこで今回はエプソンのインクカートリッジがどうして変化していったのかを考察します。

インクカートリッジの変化

エプソンのインクカートリッジにもキヤノンのインクカートリッジ同様、一体型と独立型の2種類のインクカートリッジが存在します。

ここではエプソンのインクカートリッジのそれぞれの変化を紹介します。

一体型インクカートリッジ

一体型インクカートリッジはプリントヘッドとインクカートリッジが一体型になっており、プリントヘッドが詰まった場合、買い替え・交換という心配はありません。

なので、プリンターの扱いに慣れていない方でも安心してお使いいただくことが出来ます。

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上の画像は左から発売が古い順に並べており、新しくなるにつれて形状が変化していますが、最終的には同じような形状に戻っています。

IC04シリーズとIC82シリーズはカラーインク(シアン、マゼンタ、イエロー)とブラックインクに分かれており、カラーインクが一体型のインクカートリッジになっています。

IC34シリーズはカラーインクもブラックインクも全て同じインクカートリッジに入っています。

一体型インクカートリッジの殆どはIC04シリーズとIC82シリーズのようにカラーインクのみが一体になっていることが多いですが、IC34シリーズは全て同じインクカートリッジになっているので非常に珍しいインクカートリッジです。

独立型インクカートリッジ

独立型インクカートリッジは色ごとにインクカートリッジが分かれており、インクがなくなった色のみを交換することが出来ます。

なので無駄がなく、1色の単価も安いです。

image4

一体型インクカートリッジのように上の画像も左から発売が古い順に並べています。

独立型インクカートリッジも新しくなるにつれてインクカートリッジの形状の変化が見られますが、最終的には形状は元に戻っています。

最初のIC35シリーズは細長い形状ですが、IC46シリーズは細いですが短いです。

それを繰り返してIC80シリーズのような細長い形状になっています。

インクカートリッジの変化によってプリンターの形状も変化

インクカートリッジの形状が変化している理由として、プリンターの形状も変化しているからではないでしょうか。

それぞれのインクカートリッジに対応するプリンターを見てみると、プリンターの形状もどんどん変化しています。

■一体型インクカートリッジの変化

image4
EM-930C E-200 PX-S06B
本体サイズ
(幅 x 高さ x 奥行き)
47 x 20 x 30 cm 26 x 17 x 15 cm 31 x 6 x 16 cm

IC04シリーズ対応のEM-930Cは長方形のプリンターですが、IC34シリーズ対応のE-200はEM-930よりコンパクトになりました。

また、E-200はユーザビリティの改善としてプリンター操作のための液晶や持ち運びのための取っ手が付いています。

PX-S06BはE-200のような液晶や取っ手はなく、薄く持ち運びが簡単なモバイルプリンターになっており、一体型のインクカートリッジはプリンターによって形状を変化させていることがわかります。

■独立型インクカートリッジの変化

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PM-A900 PX-A720 PX-047A
本体サイズ
(幅 x 高さ x 奥行き)
45 x 24 x 42 cm 46 x 20 x 35 cm 39 x 14 x 30 cm
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SC-PX5V2 EP-708A
本体サイズ
(幅 x 高さ x 奥行き)
62 x 23 x 37 cm 39 x 16 x 34 cm

独立型インクカートリッジを採用しているプリンターをそれぞれ見てみると一体型インクカートリッジを採用しているプリンターほど大きな変化はありませんが、サイズなどに変化が見られました。

PM-A900は奥行き42cmと独立型インクカートリッジ対応のプリンターの中では最も大きく本体の横幅殆ど変わりません。

PX-A720対応のインクカートリッジは細く、短い形状なので奥行きはPM-A900より7cm短いサイズになっています。

PX-047Aの対応インクカートリッジは細長いですが、PX-A720よりも奥行きは大きいです。

しかし、PX-047A以降から家庭向けにプリンター本体が全体的にコンパクトになっています。そのためPX-A720のようにプリンターの横に操作ボタンを配置するのではなく、前面に配置することで横の大きさや他の箇所を少しずつ削っているようです。

なので、外見だけで中身のインクカートリッジをセットする部分は大きくなっているようです。

IC79シリーズ対応のSC-PX5V2は写真印刷に特化している特殊なプリンターで、使用するインクカートリッジが9色あります。

そのため、プリンター本体が大きく特に幅が大きくなっています。

EP-708A対応のインクカートリッジは細長い形状ですが、PX-047Aと同様の理由でインクカートリッジの分奥行きを小さくできなかったのではないでしょうか。

まとめ

今回はエプソンのインクカートリッジがどうして変化していったのかを考察しました。

考察した結果として、インクカートリッジの形状が変化した理由はプリンターの形状が変化したからなのではないでしょうか。

特に独立型インクカートリッジ対応のプリンターはサイズが大きくなったり小さくなったりしているところを見るとインクカートリッジもそれに合わせて形状を変化せざるを得ないとわかります。

プリンターの形状が変化する度にインクカートリッジの形状も徐々に変化していると思うと面白いですね!


 
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