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キヤノンのインクカートリッジの形状が
あまり変わらない理由

更新日:2021-08-12
読み終わるまでの所要時間:約10分

キヤノンの家庭用プリンターは、ここ2~3年で大量印刷可能で印刷コストも削減できるタンク方式を採用したプリンターを新しく販売しており、それに合わせてカートリッジ形式から、インクを直接プリンターのタンクへ流し込む形式に変わっています。

しかし、それ以前はずっとカートリッジ形式を採用しており、形状もあまり変わった様子はありません。

そこで今回は、何故ここ2~3年までカートリッジの形状が変わらなかったのかを考察します。

キヤノンのインクカートリッジの種類

インクカートリッジには基本的に「一体型」と「独立型」の2種類があります。

「独立型」は色ごとにカートリッジが独立しており、インクがなくなった色のみを交換すれば良いので無駄がありません。

一方、「一体型」はプリントヘッドとインクカートリッジが一体型になっています。

なので、プリントヘッドが詰まってプリンターを買い換えるという心配はありません。

キヤノンにも「一体型」と「独立型」のインクカートリッジがあり、下の画像のように①~④のインクカートリッジがあります。

image4
  • ①BCI-381シリーズ

    独立型のインクカートリッジでは、このインクカートリッジのタイプが主流です。

  • ②BC-345シリーズ

    一体型のインクカートリッジでは、このインクカートリッジのタイプが主流です。

  • ③BCI-3eシリーズ

    現在ではあまり使用されていません。①のインクカートリッジより、すこし太く短い形状です。

  • ④BCI-19シリーズ

    ③同様現在ではあまり使用されていません。②のインクカートリッジより薄く細い形状です。

全体的にカートリッジの形状は大きく変わっていません。

仮説1:カートリッジよりも優先すべき改善点があった

上記で紹介したそれぞれのインクカートリッジがあまり変化してないことから、カートリッジよりも優先すべき改善点があったのではないかと思います。

image4

独立型インクカートリッジ対応のプリンターはボタンのみの操作から液晶とボタンの操作への変化や本体サイズがコンパクトになったことなど、ユーザビリティ関連の変化はあります。

PIXUS iP4100 PIXUS TS6330
本体サイズ
(幅×高さ×奥行き)
42 x 17 x 29 cm 37 x 14 x 32 cm

なので、プリンターの扱いやすさや設置のしやすさが格段に上がっています。

image4
PIXUS iP110 PIXUS TS203
本体サイズ
(幅×高さ×奥行き)
32 x 6 x 19 cm 43 x 13 x 26 cm

一方、一体型インクカートリッジ対応のプリンターはモバイルプリンターが多いということから、薄く横幅も小さく持ち運びやすいものが主流でしたが、近年ではその特徴は見られなくなりました。

これは資料など相手に見せるものが紙媒体から端末へとシフトしたため、プリンターは必要不可欠でなくなったということが考えられます。

また、TS203のようにフォルムが家庭用プリンターに近づいているのは、プリンターは必要だが使う頻度が多くない方やプリンターに慣れていない方に、独立型インクカートリッジよりも一体型のようにセットになったインクカートリッジを使用させて手軽で簡単に使えるプリンターを目指したのではないでしょうか。

仮説2:消耗品で利益を出しているため

プリンターメーカーはプリンター本体ではなく、プリンターにおける消耗品、つまりインクカートリッジで利益を出しているためではないでしょうか。

純正インクカートリッジは2~4回ほど購入すればプリンター本体がもう1台購入できるほど高いです。

■キヤノンオンラインショップ上の価格

本体価格 対応インク価格
PIXUS TS6330 18,150円 5,687円
PIXUS TS203 4,950円 3,993円

仮説1でも記載しましたが、以前はモバイルプリンターにも需要があったほど、全体的にプリンターには需要がありました。

プリンター本体で利益を出すよりも消耗品であるインクカートリッジで利益を出した方が、多くの利益が生まれます。

また、インクカートリッジの形状を変えてしまうと、プリンターの内部まで変更しなければならない可能性もあり、コストが掛かります。

なので、形状を変更させるよりメーカーは利益のためにインクカートリッジを変更しなかったのではないでしょうか。

まとめ

今回はキヤノンのインクカートリッジの形状があまり変わらない理由について考察しました。

仮説1:インクカートリッジよりも優先すべき改善点があった

仮説2:インクカートリッジで利益を出していたため

以上が今回の考察となります。

今回はインクカートリッジの変化について紹介しましたが、現在新しく発売されている大量印刷・コスト削減が可能なタンク式のプリンターはインクカートリッジではなく、ボトル状で販売しており、プリンターにインクを直接流し込むことでインクを充填します。

プリンターも時代によって目的が変化し、それによってインクカートリッジも少しずつではありますが変化していますね。

■PIXUS-TS6330対応インクはこちら

bci-381

単品 680円~

▲商品はこちら

■PIXUS-iP4100対応インクはこちら

bci-381

単品 430円~

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■PIXUS-TS203対応インクはこちら

bci-381

単品 1,780円~

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■PIXUS-iP110対応インクはこちら

bci-381

単品 530円~

▲商品はこちら


 
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