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【雑学】世界で最も高い“液体”!?プリンターインク・トナーの価格の裏事情

更新日:2025-06-10
読み終わるまでの所要時間:約10分

「プリンターのインクって、なんであんなに高いの?」そう思ったことがある方は多いのではないでしょうか。実は、プリンターインクは液体の中で最も高価とも言われたことがあるほど、世間からも注目されている存在なのです。

本記事では、プリンター用インクやトナーの価格の裏側にある「仕組み」や「理由」をわかりやすく紹介。日常的に印刷をする人ほど知っておきたい情報が詰まっています。


プリンターインクは高級ワインや香水より高い!?

プリンターインクの比較画像

「1リットルあたり○○万円」という視点で見ると、実はプリンターインクは高級ワインや香水、さらにはシャンパンよりも高額になることがあります。

たとえば、某大手メーカーの純正インクを1リットル換算すると、なんと10万円を超える計算になります。かつてアメリカの調査メディア「Consumer Reports」もこの事実を報じ、「インクは世界で最も高い液体のひとつだ」として話題になりました。


インクはなぜそんなに高いのか?

  • 研究開発コストが高い:数年単位の開発期間と、紙・素材・気温などへの耐性テストが必要。
  • プリンターとの連携が必須:ノズル構造や吐出タイミングに最適化された設計。
  • 利益モデルの都合:本体価格を抑えて消耗品で利益を出す「カミソリ型モデル」。

つまり、プリンターインクの価格は「液体そのものの価値」というよりも、「印刷の品質と機械の安定稼働を保証する技術」の対価と言えるのです。


トナーはインクより安い?それとも高い?

レーザープリンターで使用される「トナー(粉状のインク)」は、インクジェットよりも1回のコストが高いと感じる人もいるかもしれません。

ですが、印刷1枚あたりのコストで見ると、実はトナーのほうが安い場合が多いです。

種類 1本あたりの価格 印刷可能枚数
(A4・5%印字時)
1枚あたりのコスト
インクカートリッジ
(標準容量)
1,500円〜2,500円 約100〜200枚 約10〜20円
トナーカートリッジ
(標準容量)
5,000円〜10,000円 約1,000〜3,000枚 約3〜6円

※上記は目安です。実際の製品・使用環境により異なります。


コスパ良く使うためにできる工夫

印刷コスト削減の工夫
  • 印刷設定を「モノクロ」「節約モード」にする
  • フォントやレイアウトを工夫してトナー使用量を抑える
  • 互換トナーを上手に活用する

インク革命.COMでは、品質を損なわずにコストを抑えられる互換トナー・互換インクを多数取り扱っています。気になる方はぜひ公式サイトをチェックしてみてください。


まとめ

プリンター用インクやトナーは、高価に感じられる一方で、その背景には高度な技術と品質維持のためのコストが存在します。

「高すぎる!」と感じる前に、その仕組みを知っておけば納得感も増し、用途に応じた賢い選択ができるようになるでしょう。

そして何より大切なのは、自分の印刷スタイルに合った商品を見つけること。インク革命.COMでは、そんな選び方をサポートするための情報をこれからも発信していきます。

 
小島啓司
執筆者:小島
(インク革命編集部)

プリンターや複合機、テプラ製品に関するレビュー・トラブル解決法など、実用的な記事を1,000本以上執筆。
15年以上にわたり現場で培った知見をもとに、読者の「困った」を解決する情報をわかりやすくお届けしています。

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