ブラザーのプリンターでヘッドクリーニングをしても直らない場合の対処方法

ブラザーのプリンターを使っていて文字がかすれたり、色が出なくなったらヘッドクリーニングが必要です。この記事ではヘッドクリーニングをしても直らない場合の対処方法や日頃のメンテナンスを紹介します。

ブラザーのプリンターでインクが目詰まりしたらヘッドクリーニングが必要

ブラザーのプリンターを使っていると、

• かすれが出る
• 白い線が入る
• ある色だけ印刷されない

というような不具合が出ることがあります。

まず原因として考えられるのはインク切れです。インクが切れていないか確認し、必要であれば交換しましょう。

インクが切れていないのに上記のような症状がある場合はインクが詰まっている可能性があります。

インク詰まりはインクが固まったりほこりが溜まったりすると起こります。ヘッドクリーニングをして詰まりを解消しましょう。

ブラザーのプリンターのヘッドクリーニングの方法は次の通りです。（機種によって方法が違うことがあります。詳しくは説明書を確認してください。）

1. ブラザーのプリンターのタッチパネルのインクボタン（インクのイラスト）をタッチ（インクボタンがない場合は「メニュー」→「メンテナンス」）
2. 「ヘッドクリーニング」をタッチ
3. クリーニングする色を「ブラックのみ」「カラーのみ」「全色」から選択
4. クリーニングの強さを選べるときは「強力」を選択
5. 「スタート」をタッチ

ヘッドクリーニングが終わったら「印刷品質チェックシート」を印刷し、インクが出るようになったか確認しましょう。

ヘッドクリーニングをしても直らない場合の対処方法は次の項で紹介します。

ヘッドクリーニングをしても直らない場合の対処法

ブラザーのプリンターでヘッドクリーニングをしても直らない場合は3回～5回ヘッドクリーニングを繰り返すことで、目詰まりが解消することがあります。

【強さの調整ができる機種】

「強力」で解消しない場合は、「超強力」を試してみましょう。

「強力」「超強力」のヘッドクリーニングはインクを大量に消費します。また、何度も繰り返すと故障の原因になるので注意しましょう。

【強さの調整ができない機種】

続けて3回ほどヘッドクリーニングを行うと強いクリーニングが行えます。

ヘッドクリーニングには1～3分かかりますが、プリンターの前から離れずクリーニングが終わったらすぐにもう一度操作をしてクリーニングを始めましょう。

ヘッドクリーニングを数回しても目詰まりが解消しない場合は電源を落としてしばらく置いておきます。

1. 電源をオフにし、コンセントも外す
2. 12時間ほどそのまま置いておく
3. もう一度ヘッドクリーニングと印刷品質チェックシート印刷をする

しばらく時間を置くことで固まっていたインクが溶けて目詰まりが解消します。

また、ヘッドクリーニングをしても直らない場合、インク洗浄液を使ってヘッドクリーニングをするという方法もあります。

インク洗浄液は界面活性剤とインク溶剤が配合されているので、通常のインクでヘッドクリーニングをするよりも強い洗浄効果が得られます。

カートリッジ式のインク洗浄液なら通常のインクのようにプリンターにセットしてヘッドクリーニングを行うだけなので、使い方も簡単です。

互換インクのメーカーなどから販売されていて、家電量販店や通販で購入できます。インクと同じようにプリンターの機種に合わせたものを購入する必要があるので注意しましょう。

通常のインクよりも安価なのでコストパフォーマンスを考えてもおすすめです。

ブラザーのプリンターを使う際のメンテナンス方法

上記で紹介した方法を試してもきれいに印刷できるようにならない場合は修理が必要です。

ブラザーではインターネットで24時間修理を受け付けています。ブラザーのHPから申込みましょう。

ここまでヘッドクリーニングをしても直らない場合の対処方法を紹介してきましたが、ヘッドクリーニングを繰り返したり、修理に出したりすると手間もお金もかかります。

インクが目詰まりを起こさないように日頃からしっかりメンテナンスを行いましょう。

【メンテナンスの方法】

• 定期的なヘッドクリーニング
• 2週間に一度は印刷する

機種によっては自動で定期的なヘッドクリーニングが行われますが、電源プラグを抜いてしまうと行われません。しばらくプリンターを使用しないときも電源プラグを抜かないことをおすすめします。

https://ink-revolution.com/