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プリンターレビュー(EP-806A編)

更新日:2021-10-01

エプソンプリンターEP-806Aの特徴まとめ

黒インク君

エプソンプリンターEP-806Aの良い点、悪い点をまとめてみた。

1.コンパクトなボディ!

幅390mm×奥行341mm×高さ141mm
奥行も横も高さもコンパクト。スッキリと置ける小さいサイズ。

イメージ:EP-806A

2.無線の接続が充実している!

無線LANだけではなく、スマホ印刷やルーターのいらないワイヤレス印刷など、無線印刷のバリエーションが多い。「Googleクラウドプリント」を始め、メールからプリンターに写真を送り直接印刷するメールプリント(海外からでも印刷可能)、遠く離れた場所からインターネット経由で印刷できる「リモートプリントドライバー」、スキャンした写真を、離れた場所のカラリオでプリントアウト「メールdeリモート印刷」といった無線接続での印刷バリエーションが非常に多い。

イメージ:スマホ印刷

3.写真が綺麗!

エプソンといえば写真。インクは前作EP-805Aから引き続きIC70シリーズを採用している。6色の染料インクの配色インク滴サイズを適応的にコントロールするエプソン独自の技術「Advanced-MSDT」、夜景や人の顔を自動判別して補正する「オートフォトファイン!EX」などエプソン独自の写真技術でスマホで撮った写真でも色鮮やかな色彩でプリントができる。

さて、ここからは気になった点を挙げていこう。

1.EP-805A(前作)と機能面でさほど違いがない

無線接続の面、印刷の静寂性では強化されたかもしれないが、本体の機能面や仕様についてはほとんどEP-805Aと違いはない。実質印刷コストや印刷枚数などもほとんど同じである。

2.インクコストが非常に高い(印刷量が少ない)

使用するインクIC70シリーズには通常容量と大容量があるが大容量インク6色で6,336円(純正参考価格)と高い。

前型番の純正IC50シリーズではA4用紙600枚の印刷が可能だったのに対し、純正IC70Lシリーズは350枚前後(A4印刷実測値)と印刷ができる枚数も極端に減り、印刷コストが上がった事は否めない。

また、同じ時期に販売されたキヤノンプリンターMG7130(2013年9月発売)と同じ条件下で比較したところMG7130が約1,100枚以上刷れるのに対し、EP-806Aでは約350枚程度しか刷れなかった。(MG7130の印刷可能枚数テスト

3.プリンター初動時のインク消費量が多い

インクをセットするとプリンターがしばらくインク充填モードに入るが、その際のインクの消費量が多い。またヘッドクリーニングでも非常に多くのインクを消費する。

以上のことをまとめると...

EP-806Aの良い点
■本体がコンパクト
■写真が綺麗
■無線印刷のバリエーションが充実
EP-806Aの気になる点
■初動でのインク消費量が多い
■EP-805A(前作)と機能面でさほど違いがない
■インクの価格が高い

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