◆プリント機能
文書や写真を印刷する機能で、プリンター機能のなかでみなさんが一番多く使う機能でしょう。
最近の機種は写真の補正や色調の自動補正、合成機能などもあり、綺麗なのはもちろん、バラエティに富んだ印刷をすることができます。
パソコンから印刷するというのが一般的ですが、お使いのデジカメやSD(メモリ)カードからの直接印刷、スマートフォンに接続して印刷することも可能です。
なかには、CD/DVDのレーベル印刷ができる機種もあります。
プリント中
実際にプリントする方法を「プリンターで印刷する方法」で詳しく説明しているので、気になる方は確認してみてください。
◆スキャン機能
雑誌、書籍、レシート、マニュアル、カタログなどの文書をプリンターから読み取り、データとして保管・保存できる機能です。
場所を取らずに書面を管理でき、またパソコンで資料などを作る時に参考資料として切り取って使用できるので非常に便利です。
読み取ったデータはUSBメモリやパソコンなどに送ることが可能です。
◆コピー機能
多機能プリンターはスキャナーとプリンターが一体化した機種です。
スキャナーで読み取ったデータをそのままプリントするのがこのコピー機能です。
カラーやモノクロ、印刷濃度、コピーする枚数などの指定もできます。
◆FAX機能
多機能プリンターの中にはFAX機能が付いているものもあります。
ビジネスプリンターと呼ばれるオフィス向け多機能プリンターにはFAXが付いているものが多いです。
ブラザーなどの家庭用多機能プリンターなどには電話・子機が付いている機種もあります。
◆ノズルチェック/パターン印刷
インクカートリッジからインクが正常に出ているのか確認する機能です。
色が正常に出ていない場合、インク詰まりを起こしている可能性があるので、ヘッドクリーニングを行う必要があります。
(上)インクが正常に出ている
(下)インク(黒)が出ていない
◆ヘッドクリーニング
ヘッドクリーニングとはプリンター内部のお掃除機能です。
インクがかすれたり、目詰まりを起こした際にヘッドクリーニングを行うと症状が改善します。
この機能はインクをかなり消費します。ヘッドクリーニングをしすぎるとプリンター故障の原因にもなるので、1度に行うヘッドクリーニングは最大3回までにしておきましょう。
「プリンターのヘッドクリーニングの方法」で詳しく説明しているので、気になった方は確認してみてください。
◆プリントヘッドの調整
印刷がぼやけたり、ぶれたりなど均一感が見られない時に使う機能です。
(名称は各メーカーによって異なります。)
◆給紙ローラーのクリーニング
用紙がうまく給紙されなかったり、用紙に汚れが付着する際に使う機能です。
紙詰まりが頻繁に起こったり、ハガキなどの印刷位置が度々ずれたりする場合、給紙ローラーに細かい紙の粉が付着していて、用紙が滑りやすくなっている可能性があります。
そんな時にこの機能を使うと改善します。
また、専用のクリーニングシート用紙も販売しています。
単品 490円~
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◆ADF機能(自動紙送り機能)
ビジネス用の多機能プリンターなどの上部に付いている装置です。
普通のスキャナーでは1枚ずつ原稿を手動でセットしてコピーやスキャンを行う必要がありますが、ADF機能は原稿を複数枚セットするだけで、自動的に連続スキャンや連続コピーをしてくれます。
スキャン・コピー枚数が多い場合は効率が上がりとても助かる機能です。