RICOH(リコー)インクGC41の印刷品質|インク革命.COM
2014年06月09日
目次
RICOH(リコー)GC41の純正品と互換インクの印刷比較テストを行いました。
純正GC41-4PK(Mサイズ4色セット)
互換GC41-4PK(Mサイズ4色セット)
実験に使用したプリンターはRICOH(リコー)のジェルジェットプリンターIPSiO-SG3100。
この機種に純正品と互換インクそれぞれのインクをセットし、A4普通紙で印刷の結果を比較してみました。
[※カートリッジ交換前のインク残を消費するため、ヘッドクリーニング後の印刷結果を載せています。]
文字印刷結果(A4普通紙)
純正GC41-4PKとインク革命互換インクGC41-4PK
GC41シリーズのインクは、写真印刷向けではなく(※印刷設定時にもL判印刷設定はありません)
ビジネス文書に特化したプリンターのインクだと言えます。
ジェルジェットインク(高粘度・浸透性が高い顔料インク)であること、
カートリッジ内のインク充填量の多さからも文書印刷向けといった印象です。
インク革命互換インクGC41も純正品と同様にジェルジェットインクを使用しており、
同様の発色で印刷することが可能です。
用途に合わせて印刷品質が変わる
オフィスプリンターには高速プリントが求められますが、プリンター本体の印刷速度を速く設定するほど発色は落ち、逆に印刷品質を上げようとすると印刷速度は遅くなります。
IPSiO-SG3100でも印刷時にプロパティで
と設定を選ぶことが出来ます。
「高速印刷」の場合、約3秒前後で印刷が出来ますが、重要な資料に使用するには少し発色が粗く感じます。
文字のかすれや、カラーの薄さが気になりますね。「きれい印刷」に設定してやっと文字がクリアになります。
インク容量も多くコストパフォーマンスに優れたインクですが、
重要な書類印刷、とりあえず印刷出来ればいい書類など用途によってプロパティで使い分けをした方が良いかもしれません。