インク残量検知機能をリセットする方法

家庭用のインクジェットプリンターはインクが切れるとプリンター本体もしくはパソコンにメッセージが表示され、印刷が中止される場合があります。
しかし、実はインク残量が完全にゼロになったわけではありません。

そこで今回はインクをすべて使い切りたいという方や新しく買ったのにインク残量エラーが表示されてしまうという方のためにインク残量検知機能のリセット方法をご紹介します。

 

インク残量検知機能とは?

インク残量検知機能とはその言葉の通り、インクの残量を検知する機能のことです。

では、プリンターは一体どこでインクの残量を検知しているかというと、このICチップなのです。

 

※ICチップが付いていないカートリッジの場合は、他の部分でインク残量を検知しています。

リサイクルインクカートリッジの場合、「インクがない」と記憶されているICチップを再利用するので、インクが入っているリサイクルカートリッジをプリンタにセットしても「インクがありません」、「インクが少なくなってきています」などのエラーメッセージが出てくることがあります。

エラーが出るタイミングは様々です。

セットしてすぐに「インクが少なくなってきています」とでたり、数十枚印刷した後に「インクがありません」と出てきたりします。数十枚印刷しただけで「インクがありません」とエラーメッセージが出てきたら…びっくりしますよね!

プリンターによっては、このようなエラーメッセージが出ると印刷が出来なくなってしまうのですが残量検知機能をリセットすれば、ご使用頂けます(*´ー`*)

※リサイクルインクとは

 

残量検知機能のリセット方法を教えて

では、CanonのMP493のプリンターを使って残量検知機能のリセット方法をご案内致します。

 

 

使用インクは、BC-311+BC-310シリーズです。

 

BC311(カラー)のカートリッジをセットしたら…


早速エラーメッセージが出てきました。

 

エラーコード:U162

「インクがなくなっている可能性があります。インクの交換をお勧めします」

 

エラーが出ているインクは、交換したカラーの方ですね。

 

ここで、「ストップ」ボタンを5秒以上押してみます!

 

すると「処理中です」という画面に変わり・・・

 

「印刷しています」と、プリンターが動きました(*゚ ∇ ゚ )

 

カラーのインクの部分がグレーになっているのは、残量検知機能が無効になっているからです。このようにして、インク残量検知機能をリセットします◎

5秒以上押すボタンは、「OK」、「リセット」または「ストップ」ボタンですヽ(*´∀`)ノ

プリンターによって異なりますので、詳細はご使用のプリンターの取扱い説明書をご覧くださいませ。

リセッターを利用する(詰め替え用インク限定)

詰め替え用のインクを補充し、残量をリセットしたい方はリセッターを利用しましょう。
リセッターとは、純正インクカートリッジのICチップの残量を初期化する機械のことです。

多くのメーカーのインクは、詰め替えインクを補充しただけでは、ICチップ上インク残量が無いままとなり、補充されたと認識してくれません。
リセッターを利用して、ICチップの残量検知機能をリセットすることで、詰め替え用インクが入ったと認識してくれます。

 

リセッターを利用するメリット・デメリット

■メリット
-残量検知機能リセットの補助をしてくれる。
キヤノンの一部のプリンターは残量検知機能を無効にする機能が備わっていますが、その他のプリンターで残量検知機能のリセットしたい時に役立ちます。
純正インクから詰め替え用インクに乗り換える際は、リセッターを用意しておいても良いかもしれません。

■デメリット
-リセッターを購入するコストが掛かる。
リセッターは単体でも販売されていますが、詰め替えインクとセットで販売されていることもあります。
値段は1,000円~6,000円と幅広いので、残量検知できない場合に単体を購入すると良いかもしれません。

-リセットできない場合がある。
詰め替えの際、カートリッジをいじってICチップを破損させてしまった場合は、インク残量のリセットは出来なくなります。

 

インク残量をリセットした場合のインク交換目安

インク交換するのは、「インクがありません」というメッセージが出たらですよね。

その機能を無効にしてしまったら、迷うのはインク交換時期!

無効にしてしまったら当然、インク残量がわかりませんからね…(・-・`*

そんな時は、印刷物をみて判断しましょう!印刷物が擦れてきたら、インクがなくなって来たんだな、ということで交換してください◎

カラーとブラック、どっちが擦れているのか判断に迷ったら、「パターン印刷」を出してみましょう(*・_・*)ゞ

※プリンターによってパターン印刷は「ノズルチェック」とも表現されます◎

 

まとめ

今回はインクカートリッジの残量検知をリセットする方法をご紹介しました。

・プリンター機能を使用して残量検知のリセット
・リセッターを使用して残量検知のリセット

詰め替え用インクと純正インクを比べると価格の差は明らかですが、詰め替え用インクを使用するためには手間が掛かってしまいます。
安さをお求めであれば、互換インクやリサイクルインクもあるので、手間を省きたい方にはオススメです。

当店インク革命.COMでは、純正インクの約半分の価格で互換インクを提供しています。
また、19時までのご注文であれば、土日祝日も即日出荷することができ、最短翌日にお届け可能です。

詰め替えインクに手間を感じている方や安いインクをお求めの方は、ご検討してみてください。

 

インクカートリッジをさがす トナーカートリッジをさがす

インクカートリッジをさがす

ページトップ

トナーカートリッジをさがす

ページトップ