プリンターインクについて徹底解説!

更新日:2022-04-22
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プリンターインクを購入するときに何を重視しますか?
価格や品質以外にも大事なポイントがあるんです!
そこで今回は、プリンターインクの種類や選ぶときのポイントについて説明します。

プリンターインクの種類

プリンタ-インクは大きく分けて2種類あります。

①プリンターメーカー各社が独自で製造している『純正インク』と、

インクタンク BCI-355XXL

②プリンターメーカー以外が製造した『非純正インク』です。

IC80

純正インク(純正品)とは

プリンターメーカー各社が独自で製造・販売しているインクカートリッジを「純正インク(純正品)」といいます。

プリンター本体は、純正インクの使用を前提として製造されているので、純正インクを元にプリンター側で色の配分が設定されています。

純正インクは、プリンター本来の性能が発揮できるように研究、開発がおこなわれており、耐光性・耐水性・耐オゾン性に優れています。

保存性の前提条件をクリアすれば200年~300年アルバム保存が可能というインクもあります。

純正インク
IC6CL80L
6色パック(増量)
プリンター本体
EP-982A3
価格(税込) 8,063円 30,490円(2022年時点)

※プリンター本体価格は当社調べ

品質にこだわり、その開発費も含まれた価格だとしても、純正インクの値段はすごく高く感じますね。カートリッジの型番にもよりますが、インクを4セット購入するとプリンターがもう1台買える程の値段になります。

なんで純正インクってこんなに高いの?

その理由はプリンター本体ではなくインクで利益をあげることが、純正メーカーのビジネスモデルとなっているためです。

インク1mlあたりの値段は、ドンペリの2倍近くの値段設定になっています。


例:

  • エプソン純正IC6CL70L(6色増量):約44ml (ブラック8ml×他各色7.2ml )約162.4円/1ml
  • ドンペリ:70円/1ml

世間で知られている液体と1mlあたりの価格を比較した記事はこちら⇒「⇒純正インクが高いのはなぜ?インクカートリッジと身近な液体の価格を比較を参考にしてください。


非純正インクとは

プリンターメーカー以外が製造・販売しているインクのことで、次の3つに分類することができます。

①互換インク

カートリッジ本体やICチップと、カートリッジの中に充填されているインクの成分が、互換インクメーカーオリジナルのインクカートリッジのことを「互換インク」といいます。

互換インクは筐体(容器)から互換メーカー側で作り、そこにインクを充填しています。互換インクは新品なので、純正カートリッジを再利用しているリサイクルインクよりも不具合率が低いことが特徴です。

ICチップとは、インクカートリッジの中のインク容量を測る電子版部分のことです。型番によっては付属していないカートリッジもあります。

また、インクカートリッジに対応しているプリンターでも使用できるように各互換インク会社が独自に開発しています。

そのため、品質は会社ごとに異なり、粗悪品を使ってしまうとプリンターの故障につながることになってしまいます。

互換インクを利用する場合は、プリンター保証品質向上に力を入れているメーカーのものがオススメです。

インク革命.COMの互換インクは価格が半額なのに対し、品質も純正に劣らない品質で印刷することができます。

また、アフターサポート、保証などのサービスも含め、高品質な商品を適正な価格で販売させていただいております。

②リサイクルインク

使用済みの純正インクを回収し、カートリッジの中に充填されているインクの成分が純正品と異なるインクカートリッジを「リサイクルインク」といいます。

リサイクルインクは、中古品のためインク残量を検知しているICチップも再利用しています。そのため正確なインク残量が表示されなかったり、というデメリットがあります。

ICチップのトラブルによる認識不良などの不具合率は互換品と比べて高くなるといったデメリットがあります。

使用済みの純正品カートリッジを回収して生産しているという点で、環境にやさしいエコなカートリッジです。

参考サイト⇒エコリカ

③詰替えインク

カートリッジに充填されたインクがなくなったら、自分でインクを補充するタイプのカートリッジのことを「詰替えインク」といいます。

上のCanon用詰め替えインクの動画を見ていただければ分かるかと思いますが、

自分でインクを充填するので、手が汚れたり、インクが漏れてしまうことがあります。

手間暇はかかりますが、詰め替え用のインクは低価格で販売されているので、お財布にエコなカートリッジです。

参考サイト⇒ELECOM

純正品・非純正でのプリンターインクのメリット・デメリット

メリットデメリット

ここまで紹介した純正インクと非純正インクの特徴をメリット・デメリットで分類すると下記のようになります。

【純正インクのメリット】

  • メーカーブランドの安心感
  • トラブルが起きた場合、メーカー保証期間内なら無償修理対応が可能
  • 印刷物の保存、耐光性などが強い

【純正インクのデメリット】

  • インクの価格が高い
  • コストパフォーマンスが悪いため、気軽に印刷できない。
  • ユーザに過失があった場合は、無償修理期間でも有償修理になる可能性がある。

【非純正インクのメリット】

  • インクの価格が安いのでコストパフォーマンスに優れている
  • 互換インクメーカーにもよるが、印刷品質が純正品と同等並みの互換品もある
  • リサイクルインクの場合、使用済みカートリッジを回収して生産しているので、環境にやさしい
  • 詰め替えインクの場合、互換インクよりも安く売られているものもある

【非純正インクのデメリット】

  • 互換インクメーカーのインクカートリッジによって品質に差がある(耐光性・耐水性・色の違い・劣化等)
  • トラブルが起きた場合、メーカー保障期間内でも無償修理を断られる可能性が高い
  • リサイクルインクの場合、ICチップも再利用しているため、正確なインク残量が表示されないことがある
  • 詰め替えインクの場合、慣れていないと汚れたり手間がかかる

純正・安い互換インク・インク革命でのプリンターインクの違い

写真印刷を例に「純正品」「家電量販店」「インク革命」「他社互換」を比べてみました。

写真印刷 類似率 品質 コスパ 価格
BCI-381+380
(6色大容量セット)
純正 100% × 11,363円
家電量販店 65% 5,918円
インク革命.COM 90% 3,960円
他社互換 50% × 2,931円

※純正インクの大容量は6色セットがないため、各インクの税込み価格を合計したものになります。


純正インクは、品質は保証されていますが価格が非常に高くなっています。印刷する機会が多い方にとっては痛い出費ですよね…

インク革命は、品質・コスパだけでなく類似率も高くなっています。

また、購入の際に配送や保証、品揃えを重要視する方も多いと思います。

「純正」「インク革命」「他社互換」で配送や保証内容、品揃えを比較してみました。

お客様の気になるポイントをまとめてみました
安心、安価、すぐ届くのはインク革命

プリンターインクカートリッジの形状の種類

カートリッジの形状は、「一体型」と「独立型」の2種類があります。

一体型

345XL/346XL

ヘッドとインクタンクが一体型になっている形状のカートリッジを「一体型インクカートリッジ」といいます。

カートリッジを交換すればヘッドも新しくなるので、ヘッドが劣化する心配がありません。

プリンターヘッドが詰まってプリンターを買い替える・・・という心配をしなくて済みます。

ただ、カラーインクは複数の色のインクが1つのカートリッジになっているので、1色でもインクが切れてしまうと、他の色のインクがまだ残っていてもカートリッジを交換しなければなりません。

独立型

380シリーズ

ヘッドとインクタンクが独立している形状のカートリッジを「独立型インクカートリッジ」といいます。

色ごとにカートリッジが独立しているので、インクがなくなった色のみ交換すればよいので、無駄がありません。

ただし、一体型インクカートリッジとは異なり、ヘッドは消耗されていくので寿命がきたらヘッドの交換、もしくはプリンターを買い替えないといけません。

またプリンターヘッドが詰まった場合、洗浄液を使って直すか、プリンターを買い替えないといけません。

プリンターインク成分の種類

顔料インクとは

顔料インクは、インクの粒子が大きく、プリンターの表面にくっついて印刷されます。

顔料インク性質

①色の安定が早い

②耐水性・耐光性・耐オゾン性に優れている(光や水に強い)

③にじみが少ない

③濃くはっきりと印刷される

といった特徴を持っており、文字印刷に向いています。

▲クリックすると画像が拡大します

比較画像をみていただくと、顔料インクで印刷した文章の方が、ハッキリ鮮明に印字されていることが分かります。

レポートや資料を印刷したとき、印刷された用紙に触るとインクが手に付いたことはありませんか?

それは顔料インクを利用した印刷によって起きます。

顔料インクは用紙の表面に付着し、中までインクが染みないため、乾くのが遅いというデメリットがあります。

顔料インクを利用して印刷を行う時は、しっかりと乾燥させましょう!

染料インクとは

インクが紙の内部まで浸透して印刷されます。

そのため、インク同士がなじみやすいので、グラデーションがきれいに再現できるので写真印刷に向いています。

染料インク性質

その一方で、耐水性・耐光性には弱いです。

▲顔料インクで印刷した写真
クリックすると画像が拡大します

▲染料インクで印刷した写真
クリックすると画像が拡大します

上の比較画像を見ていただくと、染料インクで印刷した写真の方がクリアな発色になっていることがわかります。

耐水性や耐候性などは顔料インクに比べ劣りますが、保存方法によってカバーすることができるので、写真印刷には是非染料インクがおすすめです!

また、純正インクでは顔料インクを採用しているインク型番でも、互換インクでは、コスト削減のため染料インクで販売しているケースがあります。

染料インクは、顔料インクよりも粒子の大きさが小さいので、顔料インクを採用しているプリンターに染料インクを使用しても問題はありません。

※互換インクメーカーの品質にもよります

純正・互換でのプリンターインクを選ぶポイント

悩む男性

インクの選び方で大切なポイントは以下の通りです。

  • 品質
  • 保証・アフターサービスが充実しているメーカーを選ぶ
  • 価格

品質

純正品はもちろん高品質ですが、互換インクメーカーによっては「純正とあんまり変わらない」というものもあれば、「安いけど純正と色が違い過ぎる」というものもあるのも事実です。

純正インクに引けを取らない良質の互換インクもあるので、「互換インク=質が悪い」ということはありません。

互換インクは特に品質に注意して選びましょう。

保証・アフターサービスが充実しているメーカーを選ぶ

純正インクは保証がついていますが、互換インクはメーカーによって保証がない場合もあります。

また、独自のサービスを展開している互換インクメーカーもありますので、保証や購入後のアフターサービスがあるメーカーを選びましょう。

価格

型番にもよりますが、純正インクと互換インクでは価格にかなり差があるものもあります。

PIXUS-TS8330を例に「純正インク」と「インク革命」を比較してみました。

純正インク インク革命.COM
互換インク
対象インク BCI-381+380(標準容量5色セット) BCI-381+380(大容量5色セット)
価格 税込5,970円 税込3,380円
印刷枚数 858枚 1287枚
1枚当たりの印刷コスト 約6.95円 約2.6円

純正インクに比べてリサイクルインクの方が、400枚以上多く印刷でき、印刷コストも約1/3の金額に抑えることができます。

プリンターインクはどこで買ったらよいのか

「純正インクと安い互換インクとインク革命での違い 」でも説明した通り、
販売店によって価格は大きく異なります。

購入場所 類似率 品質 コスパ 価格
BCI-381+380
(6色大容量セット)
純正サイト 100% × 11,363円
家電量販店 65% 5,918円
インク革命.COM 90% 3,960円
互換メーカーA 50% × 2,931円

※純正インクの大容量は6色セットがないため、各インクの税込み価格を合計したものになります。

購入の際に品揃えや配送スピード、アフターサービスを重視している方は多いと思います。
独自のサービスでポイント還元や保証制度を設けているメーカーや販売店があるので、用途や購入頻度に合わせて購入先を決めるといいでしょう。

インク革命.COMの互換インクは価格が半額なのに対し、品質も純正に劣らない品質で印刷することができます。

さらに、関東・関西圏内のお客様は朝9時までにご注文いただくと、当日中にお手元へお届けいたします。

また、アフターサポート、保証などのサービスも含め、高品質な商品を適正な価格で販売させていただいております。

初めて互換インクを購入される方や、純正インクを使用中の方でコストに悩んでいる方はぜひインク革命をご利用ください!

各メーカーの特徴・用途別プリンターの選びかた

各メーカーの特徴

■エプソンプリンターの特徴

1.写真印刷をするならエプソンがオススメ!

エプソンは、Advanced-MSDTや Epson Colorなど独自の印刷技術によって、その品質を高めてきました。実際に印刷してみると、鮮明で光沢があり、プロの写真家向けのプリンターも多く存在します。

写真の品質にこだわる方は、エプソンのColorioシリーズで6色以上のインクを採用しているプリンターがオススメです!

■Canonプリンターの特徴

1.写真印刷も文書印刷もバランスよく印刷する方にオススメ

キヤノンは顔料インクと染料インクの両方を搭載したハイブリットインクを採用しています。

顔料インクと染料インクを使い分けて印刷することができるので、文書も写真も両方キレイに印刷することができます。

2.豊富なメンテナンス機能

Canonはクリーニング、強力クリーニング、ヘッド位置調整、ノズルチェックパターン印刷、インクふき取りクリーニング、給紙ローラクリーニング、電源オフ、サイレント設定など、プリンター本体に豊富なメンテナンス機能がついています。

また、Canonのプリンターは、故障の原因となりやすいプリントヘッドの取り外しが可能なため、長く利用していきたいという人にオススメです!

※EPSONの場合でも、一体型インクカートリッジ対応のプリンターを選べば、長期利用は可能です。

■Brotherプリンターの特徴

1.FAX付複合機ならBrother

Brotherの主な機種は、電話・FAX機能にプリンタ・スキャナが付いてるタイプの複合機です。多機能面でプリンターを選ぶなら、Brotherがオススメです!

※プリンターに電話やFAX機能など、さまざまな機能を搭載しているため、配線や置き場所に困らないというメリットもあります。

ただ、1つの機能が壊れてしまうと部分的に買い替えができないため、修理か場合によってはプリンターを買い替えなくてはなりません。

2.印刷コストを抑えたいならBrother

純正インク利用時のコストをEPSONと比較した場合、Brotherの印刷コストは1~2割安くなっています。

また、輪郭を強調して色を淡く調節し、インクの消費量を抑えるインク節約モードやホームページなどを印刷するときに用紙1枚にぴったり印刷できるホームページぷりんと2というソフトもあるので他社と比較しても、 コストパフォーマンスに優れています!

インク節約モード

引用:【DCP-J132N/J137N】インクを節約してコピーや印刷をする方法

※互換インクを利用した場合、更にコストの削減をすることができます。

■HPプリンターの特徴

1.黒インクだけで印刷可能

HPのプリンターは他社にないメリットが1点あります。それが、黒のインクのみでモノクロ印刷ができる点です。

EPSONやBrotherのプリンターは、黒以外のインクがなくなった場合、最長5日黒のみの印刷を臨時的に行うことができますが、黒インクのみでのモノクロ印刷をし続けることができるのはHPのプリンターだけです。

ほとんどカラーでの印刷を行わず、普段は黒インクのみでの利用をしたい時などはHPプリンターがオススメです!

2.世界初のポータブル複合機

HP Officejet 150 Mobile AiOは世界初最小・世界初のコピー・スキャン・プリント可能な複合モバイルプリンターです。

HP Officejet 150 Mobile AiO

引用:HP Officejet 150 Mobile AiO

大きさは幅350mm×奥行き171mm×高さ90mmとノートパソコン程度の大きさで、重量も3.1kgと片手でも持ち運べます。

また、リチウムイオンバッテリーを搭載しているので、電源のないところでもコピー・スキャン・プリントが可能です。充電完了後、最大500枚のプリントが可能なので、会議や出張など、ビジネスシーンでの活躍が期待できます。

3.急なインク切れにも対応

HPには、インクバックアップ印刷という他社にはない便利な機能があります。

先ほどHPプリンターは黒インクのみでの印刷が可能というお話をしましたが、インクバックアップ機能は、黒かカラーどちらかのインクが切れても印刷を続けることができます。

インク切れで困るシーンの多い方などにはHPのインクバックアップ機能搭載のプリンターがオススメです!

まとめ

インクの種類やプリンターインクの選び方、純正と互換インクの違いについてご紹介しましたが、いかがでしたか。

この記事が今後インクを購入する際の目安になれば幸いです。

インクプラス内には、プリンターレビューの記事もありますので、

用途によって大まかなプリンターメーカーやプリンタ型番を決めてから、詳しいスペックを調べる時の参考にしていただければと思います。

ご自身にあったインクカートリッジやプリンターを選んで、ステキなプリント生活をお楽しみください!

インク革命.COM

インク革命.COMは
高品質なプリンター用互換インク、リサイクルインクを
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年中無休で夜7時までのご注文であれば
最短で翌日には届くので突然インクが切れて困っている方にもおすすめです!

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