ビジネスインクジェットとレーザープリンターの違いオフィス用のプリンターと言えば、レーザープリンターと答える方が殆どではないでしょうか?
しかし、パソコンやスマホ類が日々進化しているようにプリンターもまた進化しています。 ではビジネスインクジェットプリンターとは一体何なのか、何故導入が進んでいるのか、これらの疑問に答えながらご紹介していきます。 目次 ビジネスインクジェットプリンターとは?
ビジネスインクジェットとは?でも紹介しましたが、家庭用インクジェットプリンターを改良し、オフィスのニーズに合ったプリンターです。 また、『インクジェット』と言っても家庭用インクジェットプリンターで使用されている染料インクとは違い、多くのビジネスインクジェットプリンターで使用されているのは顔料インクです。 染料インクと顔料インクでは印字特性が違い、顔料インクは染料インクのように染み込むのではなく、表面で定着する特性があります。 顔料インクを用いる事により、インクの色が濃く出力され、用紙がふやけたりすることもありません。マーカーで線を引いた場合も滲むことはないので、まさにビジネスにはうってつけのプリンターと言えます。 ビジネスインクジェットプリンターとレーザープリンターの違い"オフィスのニーズによって改良されたインクジェットプリンター"と言っても実際には何がどう違うのか分かりませんよね? なので、ここではレーザープリンターとビジネスインクジェットプリンターの違いをご紹介します。
この表はEPSONのビジネスインクジェットプリンター PX-M885Fとレーザープリンター LP-S6160を比較した表です。 この表を見ると、殆どの項目でビジネスインクジェットプリンターの方が優れていることが分かります。 1枚あたりの印刷コストで比較してみると、モノクロでは約1.5円、カラーでは約8.8円と大幅な差があります。 この表の2つの機種で1ヵ月に1,500枚印刷した場合... 1枚あたりのコスト差が少ないモノクロ印刷で比較しても5年間で約22万3,500円もの差が生じています。 消費電量に関しても同様に、大幅なコスト削減が見込めます。
レーザープリンターの場合、トナーを加熱して定着させるため多くの電力を消費します。 レーザープリンターと比較すると約95%も消費電量を削減することが出来ます。
解像度のdpiを簡単に説明すると1マスあたりの密度を表します。 ビジネスインクジェットのメリット・デメリットここではビジネスインクジェットプリンターのメリット・デメリットをご紹介します。 ビジネスインクジェットプリンターのメリット・デメリットメリット
デメリット
まずは先ほどご紹介した、ビジネスインクジェットプリンターとレーザープリンターの違いで紹介しきれなかったメリットをご紹介します。 ビジネスインクジェットプリンターはインク1本に対しての印刷可能枚数が多いです。
先ほど比較した2台の機種で1本あたりの印刷可能枚数を比較してみると、カラーは約1,300枚、ブラックインクは約5,900枚の差があります。 またビジネスインクジェットプリンターは交換に必要な消耗品が少ないので、それに掛かるコストが抑えられます。
これだけメリットがあるビジネスインクジェットプリンターと言えど、デメリットは存在します。 先ほど"ビジネスインクジェットプリンターとレーザープリンターの違い"で印刷速度が唯一レーザープリンターに劣っていました。 それだけでなく、本体価格や耐久枚数や給紙枚数についてもレーザープリンターには劣っています。
※PX-M885Fの本体価格は最小構成 これだけ高性能でありながら、レーザープリンターとの本体価格差は殆どありません。(機種によって差があります。) 次の耐久枚数とは、プリンターにおける寿命の事です。 どちらもオフィス向けに作られたプリンターではありますが、レーザープリンターは大量印刷に特化したプリンター、ビジネスインクジェットプリンターはコスト削減、印刷品質など色々な面で、オフィスに貢献しているプリンターという印象ですね! こんな人にビジネスインクジェットプリンターはオススメ!これまで、ビジネスインクジェットプリンターのメリット・デメリットをご紹介してきました。 特に「レーザープリンターよりもコストを削減したい!」という方にはビジネスインクジェットプリンターが非常にオススメです! レーザープリンターは印刷コストを削減するのに、非常に魅力的なプリンターでしたがビジネスインクジェットプリンターは印刷コストだけでなく、消費電量、インク以外の消耗品のコストなど、様々な面でレーザープリンターを凌駕していると言えます。
ビジネスインクジェットプリンターをオススメする理由はコスト面だけではありません。
「でもプリンターを買うのはちょっと...」と思われる方は、インク革命.COMの互換インクがコスト削減に適しています! この機会に互換インクも試してみてはいかがでしょうか! |