ビジネスインクジェットの選び方2019上半期

作成日: 更新日:2021-07-30
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昨今ビジネスインクジェットプリンターが注目されています。

しかし、「どのビジネスインクジェットプリンターが良いのか分からない!」となってしまうのではないでしょうか?

大切なのはプリンターを「何に一番使うのか」という事です。

なので、今回は2,000種類以上のプリンタ―インクを取り扱う当店がオススメする選び方の基準をご紹介します!

自分に合った機能が搭載されているか確認しよう!

まずはプリンターのどの機能を重視するのかを決めておく事が、選び方の第1歩になります。

基本的な機能をおおまかに分けると、

  • 印刷品質
  • 印刷速度
  • インクに掛かるコスト
  • 耐久性(総印刷枚数)

この4種類に分けられます。

この4種類の中で順番を決めておくと、選択肢が絞られるので非常に選びやすくなります。

印刷品質を1番として考えるなら、染料インクと顔料インクの特徴まで知っておくとさらに選びやすくなります。

染料インクと顔料インクの特徴

染料インク

  • 色の再現度が高いため写真印刷向き
  • 紙に染み込むので、表面が滑らかになり光沢感を得られます。

顔料インク

  • 色がくっきり写るので文書印刷向き
  • 滲みにくいため濡れた手で触ったり、マーカーを引いても安心

2種類の特徴のポイントは"染料インク"は写真印刷、"顔料インク"は文書印刷に向いているという事です。
また、プリンターによってはブラックインクだけ顔料インクでその他のインクは染料インクを採用しているので、文書印刷と写真印刷どちらも綺麗に印刷することが出来ます。

インクに掛かるコストを重視するなら、"1枚あたりの印刷コスト"・"インク1本あたりの印刷枚数"を知っておくと、コストの試算ができるのでオススメです。

また、同じビジネスインクジェットプリンターを使用していても、コスト重視のプリンターと印刷品質重視のプリンターでは運用に掛かるコストが変わってきます。

G3310 PX-M5081F
1枚あたりの
印刷コスト
モノクロ 0.3 約2.5円
カラー 0.8 約7.6円
解像度 - 4,800 × 1,200dpi 4,800×2,400dpi
インク1本あたりの
印刷枚数
ブラック 6,000 約2,200枚
カラー 7,000 約1,100枚

表の2種類のプリンターを比較してみると、コスト面であれば『G3310』の方が圧倒的にコストは抑えられます。

1枚あたりの印刷コストのモノクロでは約2.2円、カラーでは約6.8円の差があり、インク1本あたりの印刷枚数でもブラックなら『G3310』は『PX-M5081F』の約2.7倍印刷でき、カラーにいたってはなんと!約6.4倍も印刷することが出来ます。

ここで注意するべきポイントとして、コスト重視で考える時に本体価格の比較はあまりオススメしません!

プリンターを比較して検討する場合、トータルコストで考えることが非常に大切になってきます。なのでまずは自社の印刷する枚数に合わせてプリンターを選んでみることをオススメします。

給紙枚数が多い!? インクが大容量!? ビジネスインクジェットでも違いがあるので要注意!

先ほど印刷コストを重視する際に紹介しましたが、同じビジネスインクジェットプリンターでも対応するインクによって、インク1本あたりの印刷枚数が変わってきます。

G3310 PX-M5081F
1枚あたりの
印刷コスト
モノクロ 0.3 約2.5円
カラー 0.8 約7.6円
最大用紙サイズ - A4 A3
最大給紙枚数 - 100枚 501
インク1本あたりの
印刷枚数
ブラック 6,000 約2,200枚
カラー 7,000 約1,100枚

インクの容量やコストに関しては、圧倒的に『G3310』の方が優秀ですが、"最大用紙サイズ"と"最大給紙枚数"を比較すると『PX-5081F』の方が優秀です。

「コストだけ抑えられるなら結構!」という方は『G3310』でも十分ですが、A3用紙を印刷したい方や、用紙がなくなったらいちいち交換するのが面倒という方はオススメできません。

なので、コストを抑えるにしても必要最低限欲しい機能を確認しておいた方が良いでしょう!

【コスパ最高!】2,000種類以上のプリンターのインクを取り扱う当店がオススメする3台

G3310
本体価格 - 32,270円(税込)
1枚あたりの
印刷コスト
モノクロ 0.3
カラー 0.8
印刷速度 モノクロ 約8.8枚/分
カラー 約5枚/分
解像度 - 4,800 × 1,200dpi
最大用紙サイズ - A4
最大給紙枚数 A4 100枚
インク1本あたりの
印刷枚数
ブラック 6,000
カラー 7,000

まずは、キヤノンから販売されている『G3310』です。
このプリンターは印刷速度こそ速くはないですが、"1枚あたりの印刷コスト"と"インク1本あたりの印刷枚数"に優れています。

文書印刷を大量にする場合、やはり気になってしまうのが印刷コストではないでしょうか?
プリンター本体価格も他のビジネスインクジェットプリンターに比べて安価なので、コストパフォーマンスの高いプリンターとなっています。

EW-M630TB
本体価格 - 45,338円(税込)
1枚あたりの
印刷コスト
モノクロ 約0.4円
カラー 約0.9円
印刷速度 モノクロ 約15枚/分
カラー 約8枚/分
解像度 - 4,800 × 1,200dpi
最大用紙サイズ - A4
最大給紙枚数 A4 150枚
インク1本あたりの
印刷枚数
ブラック 7,500
カラー 6,000

続いてはエプソンから販売されている『EW-M630TB』です。

このプリンターは『G3310』と比べると本体価格と1枚あたりの印刷コストが少し値上がりしてしまいますが、印刷速度が速く、インク1本あたりの印刷枚数も多いので文書印刷を大量にする方にとっては魅力的なプリンターなのではないでしょうか。

PX-M885F
本体価格 - 43,178円(税込)
1枚あたりの
印刷コスト
モノクロ 約1.8円
カラー 約6.1円
印刷速度 モノクロ 24枚/分
カラー 24枚/分
解像度 - 4,800 × 1,200dpi
最大用紙サイズ - A4
最大給紙枚数 A4 330枚
インク1本あたりの
印刷枚数
ブラック 10,000
カラー 約5,000枚

3機種目はエプソンから発売されている『PX-M885F』です。
この機種はランニングコストが安く、画質の指標とされている解像度も高いのでバランスの取れたプリンターという印象です。

そんなバランスのとれたPX-M885Fの注目ポイントは、"印刷速度"と"インク1本あたりの印刷枚数"です。

特に印刷速度はビジネスインクジェットプリンターの中では非常に速く、大型複合機と比べても差は殆どないです。
また、インク1本あたりの印刷枚数も多いので大量印刷する方にとっては非常に魅力的なプリンターなので、オススメです。

以上がコストパフォーマンスに優れたビジネスインクジェットプリンターです。

"コストパフォーマンスに優れたビジネスインクジェットプリンター"として紹介をしていますが、印刷品質面から見てもオススメだと言えます。

ビジネスインクジェット
PX-M885F
大型コピー機
LP-M720F
解像度 4,800 × 1,200dpi 600 × 600dpi

従来のレーザープリンターと比べてみると、印刷品質の指標である解像度の数値が全然違う事が分かります。
なので印刷品質を気にしている方でも安心してお使い頂けます。

まとめ

今回はビジネスインクジェットプリンターの選び方についてご紹介しました。

  • 印刷品質
  • 印刷速度
  • インクに掛かるコスト
  • 耐久性(総印刷枚数)

上記のようにおおまかな選ぶ基準を紹介しましたが、1番重要なポイントは「何に1番プリンターを使用するか」なので、そこを確認しておきましょう!

「印刷品質を重視したいけど、コストも気にしたい」という方や、「コストをもっと削減したい」という方はインク革命.COMの互換インクが適しています。
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