大型コピー機vsビジネスインクジェット

作成日: 更新日:2022-01-04
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インクジェットプリンターと言えば、写真や年賀状などの印刷で使われる家庭向けの電化製品というイメージが強いのではないでしょうか。

しかしここ数年ではビジネスインクジェットプリンターというオフィス向けのインクジェットプリンターが注目を浴びています。
”オフィス向け”というだけあって、コストは削減でき、印刷速度も今まで使っていた大型コピー機とほとんど変わりません。

では実際にどれだけメリットがあるのかをご紹介します。

99%の人にビジネスインクジェットプリンターの購入をオススメします!

大型コピー機を使用している方は間違いなく、ビジネスインクジェットプリンターに切り替えた方が良いです。

まずは大型コピー機とビジネスインクジェットプリンターを比較してみます。

ビジネスインクジェット
PX-M885F
大型コピー機
LP-M720F
本体価格 - 43,178円(税込) 102,837円(税込)
一枚あたりの
印刷コスト
モノクロ 約1.8円 約3円
カラー 約6.1円 約12.4円
印刷速度 モノクロ 約24枚/分 約24枚/分
カラー 約24枚/分 約24枚/分
消費電量(TEC値) - 0.2kWh 3.1kWh
解像度 - 4,800 × 1,200dpi 600 × 600dpi
耐久性(製品寿命) - 5年(15万ページ) 5年(40万ページ)

まず本体価格ですが、例に出したPX-M885FとLP-M720Fでは半分以上の価格差があります。LP-M720Fの価格でPX-885Fが2台購入できるということは、それだけで業務効率の差が大幅に開いてしまいます。

次に1枚あたりの印刷コストですが、ここでも大きく差がついています。

モノクロは1.2、カラーでは6.3のコスト差があり、月に1,500枚の印刷をする会社の場合...

※カラー:750枚・モノクロ:750枚で計算しています。

このグラフを見ても分かる通り、半年だけで33,750もの差がついてしまいます。

これを製品寿命の5年間使用した際の差が337,500円!

なんと半年で生まれた差から10倍にも膨れ上がります!

本体価格でも2倍以上のコスト削減ができ、尚且つ印刷コストでも大幅にコストが削減できます。

印刷速度に関しては大型コピー機と変わらないので、ビジネスインクジェットプリンターに買い替えたとしても今までと変わりなくスムーズに印刷することが出来ます。

また、ビジネスインクジェットプリンターは消費電量も非常に抑えているため大幅なコスト削減が見込めます。

TEC値は、1週間分の電量(1日8時間、7日で算出)を表しており、1kWhあたり27円で計算されます。

ビジネスインクジェット
PX-M885F
大型コピー機
LP-M720F
差額
年間 約285.795円 約4355.91円 4070.115

ビジネスインクジェットプリンターと大型コピー機の年間の電気代を比較すると4070.115の差が生じる程消費電量が抑えられています。

ビジネスインクジェットプリンターは印刷品質にもこだわっています。
解像度のdpiを簡単に説明すると1マスあたりの密度を表します。

そのため、数字が高ければ高いほど印刷物の密度は増し、よりキレイで滑らかに仕上がります。表の数字を見てもお分かりの通り、大型コピー機と比べるとビジネスインクジェットプリンターは、はるかに良い仕上がりになります。

これだけメリットを持っているビジネスインクジェットプリンターですが、1つだけデメリットがあります。

それはプリンターの総印刷枚数では大型コピー機に劣っている事です。

しかし!
そのデメリットはあくまで、月に2,500枚以上の印刷をする方のことを指しています。
なので、月の印刷枚数が2,500枚に満たない方は断然ビジネスインクジェットプリンターをオススメします。
一度年間でどの程度印刷をしているのか調べてみるのも良いかもしれません。

以上が99%の人にビジネスインクジェットプリンターをオススメしている理由です。
特にコストにお悩みの方は、大型コピー機から切り替えるだけで大幅なコストダウンが見込めるので、試しに1度購入してみてはいかがでしょうか?

ビジネスインクジェットプリンターでオフィス課題を解決

ビジネスインクジェットプリンターはオフィスの課題を解決することも出来ます。

例えば、プリンターのような機械を使用していると、必ずメンテナンスを行わなければいけません。
特に大型コピー機は消耗品が多いためメンテナンスや管理に手間が掛かります。

PX-M885F 計5種類 LP-M720F 計10種類
消耗品リスト インクパック ×4色分
メンテナンスボックス
トナーカートリッジ ×4色分
感光体ユニット ×4色分
廃トナーボックス
定期交換部品/定着ユニット

ビジネスインクジェットプリンターの消耗品と比較してみるとすぐにその差が分かります。

大型コピー機の消耗品はビジネスインクジェットプリンターの2倍もあります。

また、大型コピー機にある定着ユニットはメンテナンス作業が複雑で時間も掛かります。

なので、メンテナンス箇所が少なければ誰でも簡単にでき、消耗品に掛かるコストや管理の手間が抑えられます。

2,000種類以上のプリンターのインクを取り扱う当店がオススメする2台

今回記事にする為にEPSONのビジネスインクジェットプリンターPX-M885Fを例に出して紹介していますが、この機種以外にも優秀なプリンターをご紹介します。

G3310
本体価格 - 32,270円(税込)
1枚あたりの
印刷コスト
モノクロ 0.3
カラー 0.8
印刷速度 モノクロ 約8.8枚/分
カラー 約5枚/分
解像度 - 4,800 × 1,200dpi
最大用紙サイズ - A4
最大給紙枚数 - 100枚
インク1本あたりの
印刷枚数
ブラック 6,000
カラー 7,000

まずはキヤノンから販売されている『G3310』です。
この機種のオススメポイントは、とにかくコストパフォーマンスに優れている点です。

1枚あたりの印刷コストが非常に安く、1本あたりの印刷枚数が桁違いなのに本体価格も安いので、コスト削減のプロフェッショナルと呼んでも過言ではありません。

PX-M5081F
本体価格 - 46,418円(税込)
1枚あたりの
印刷コスト
モノクロ 約2.5円
カラー 約7.6円
印刷速度 モノクロ 約18枚/分
カラー 約10枚/分
解像度 - 4,800 × 2,400dpi
最大用紙サイズ - A3
最大給紙枚数 - 501枚
1回の交換で
印刷できる枚数
ブラック 約2,200枚
カラー 約1,100枚

次に紹介するのはエプソンから販売されている『PX-M5081F』です。
例に出したPX-M885Fと同じシリーズで、非常にバランスの取れた機種となっています。

この機種のオススメポイントは印刷品質が非常に優れている点です。
解像度が高いため、会議に使う資料やお店のチラシを綺麗に印刷でき、PX-M885F程ではないですが印刷速度も速いため、綺麗な資料を速く印刷したい人にはオススメです。

まとめ

これまで、ビジネスインクジェットプリンターと大型コピー機の比較をしてきました。

特に「コストを削減したい!」という方にはビジネスインクジェットプリンターが非常にオススメです!

レーザープリンターは印刷コストを削減するのに、非常に魅力的なプリンターでしたがビジネスインクジェットプリンターは印刷コストだけでなく、消費電量、インク以外の消耗品のコストなど、様々な面で大型コピー機を凌駕していると言えます。

ビジネスインクジェットプリンターをオススメする理由はコスト面だけではありません。
印刷品質に関しても優れているので、大型コピー機ではできなかったお店のチラシを綺麗に印刷したり、会議で使う資料を綺麗に印刷且つ速く印刷するという事もビジネスインクジェットプリンターでは可能になります。

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