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どのプリンターアプリが1番便利なの?【Canon編】

更新日:2021-06-11
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ここ数年でプリンターメーカーからスマートフォンで操作可能な様々なプリンターアプリがリリースされています。

しかしここで問題なのが、1つのメーカーから複数のプリンターアプリがリリースされていることです。

アプリによって機能や特徴が異なるのでしょうか?

今回はCanonのスマートフォンで操作できるプリンターアプリの特徴とそのメリット・デメリットをご紹介します。

Canon PRINT Inkjet/SELPHY

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Canon PRINT Inkjet/SELPHYのメリット

基本的な機能を備えている

「Canon PRINT Inkjet/SELPHY」はプリンターに搭載されている基本的な機能が備わっており、加えてスマートフォンならではの機能が備わっています。

  • 文書印刷
  • 写真印刷
  • コピー
  • スキャン
  • スマートフォン内の写真データをコピー
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他にもPIXUS/MAXIFYクラウドリンクにスマートフォンから接続でき、スマートフォン内に文書や写真など印刷したいデータがなくてもクラウド内にデータがあればそこから印刷することができます。

印刷する際のトリミング

印刷するものを決るとプレビュー画面が表示され、印刷物のトリミングをすることが出来ます。

印刷プレビュー画面に載っている写真の右上のマークをタップすると、写真を好きなようにトリミングすることが出来ます。

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Canon PRINT Inkjet/SELPHYのデメリット

別のアプリを使わないと細かい編集ができない

Canon PRINT Inkjet/SELPHYのホーム画面には「写真を使って作品作り」という機能がありますが、Easy-PhotoPrint Editorへのリンクになっているのでダウンロードしていないと使用することが出来ません。

なので、Canon PRINT Inkjet/SELPHYにはトリミング以外に編集機能がないです。

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Easy-PhotoPrint Editor

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Easy-PhotoPrint Editorのメリット

編集のバリエーションの多さ

Easy-PhotoPrint Editorの最大の魅力は印刷するものの編集のバリエーションの多さであると思います。

Canon PRINT Inkjet/SELPHYのようにコピーやスキャンのはありませんが、アプリ内で写真を編集して印刷まで行うことができます。

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クラウドからの印刷が豊富

Canon PRINT Inkjet/SELPHY同様クラウドからの印刷も可能です。

しかしCanon PRINT Inkjet/SELPHYと違うのは、対応するクラウドの豊富さです。

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クラウドだけでなくFacebookやInstagramに投稿した写真もEasy-PhotoPrint Editorから取り込んで印刷することができます。

Easy-PhotoPrint Editorのデメリット

文書印刷などができない

Easy-PhotoPrint Editorは編集のバリエーションは多いですが、Canon PRINT Inkjet/SELPHYのように文書印刷やコピー、スキャンは出来ません。

なので、スマートフォン内に文書データがあったとしてもEasy-PhotoPrint Editorだけでは印刷することができません。

Canon PRINT Business

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Canon PRINT Businessのメリット

リモートオペレーション機能の搭載

Canon PRINT Businessと使用したいプリンターを接続し、その他の機能からリモートオペレーション機能をオンに設定することで、プリンターのタッチパネルディスプレイと同様の操作画面をスマートフォンに表示させることが出来ます。

なので、プリンターのある場所まで行かなくてもスマートフォンからプリンターの操作が可能になります。

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台形補正機能

スマートフォンで撮影した台形状に歪んだ画像を、まっすぐに補正することが出来ます。

この機能があることで雑誌の記事やホワイトボードに板書された議事録なども読みやすくまっすぐに補正して印刷することができます。

Canon PRINT Businessのホーム画面から「キャプチャ」で写真を撮りそのまま、補正することが出来ます。

補正画面(画像右)の下部にある「自動」をタップすると、自動で対象を模ります。

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「次へ」をタップすると補正された画像が出来上がります。

下の画像が補正された画像になります。

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Canon PRINT Businessのデメリット

対応機種が限定されている

Canon PRINT Businessは名前の通りビジネスシーンに役立つアプリからか対応するプリンターの種類が少ないです。

対応機種は殆どオフィス向けの複合機に限定されており、家庭用インクジェットプリンターで使用することができません。
対応機種一覧はこちら

まとめ

今回はCanonのプリンター用スマートフォンアプリのメリット・デメリットをご紹介しました。

それぞれに魅力的な特徴などありましたが、デメリットも存在します。

【Canon PRINT Inkjet/SELPHY】

■メリット

  • 文書・写真印刷、コピー、スキャンまで基本的な機能が備わっている
  • 印刷する際に簡単な編集(トリミング)が出来る

■デメリット

  • 別のアプリを使わないと細かい編集ができない


【Easy-PhotoPrint Editor】

■メリット

  • 編集のバリエーションが多いため細かい編集が出来る
  • クラウドからの印刷が豊富

■デメリット

  • 文書印刷やコピー、スキャンに対応していない


【Canon PRINT Business】

■メリット

  • リモートオペレーション機能の搭載
  • 台形補正機能によって正面から撮ったように画像を補正できる

■デメリット

  • 対応機種が限定されている


また、便利さや編集機能などをまとめた表が以下になります。

便利さ 編集機能 ビジネスシーン
Canon PRINT Inkjet/SELPHY
Easy-PhotoPrint Editor ×
Canon PRINT Business ×

普段からプリンターを使用している方は機能の多いCanon PRINT Inkjet/SELPHY

写真の印刷頻度が多い方にはEasy-PhotoPrint Editor

オフィスの複合機をスマートフォンから操作したい方にはCanon PRINT Businessがおすすめです。


 
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