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タンク式プリンターは何が良くなった?

更新日:2021-04-13
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皆さんはタンク式プリンターをご存知でしょうか?

ここ数年でプリンター業界では、カートリッジ式プリンターの他にタンク式プリンターが市場で拡大しています。
EPSONは「エコタンク」、CANONは「ギガタンク」と各プリンターメーカーによって呼び名は違いますが、全てプリンター本体にインクを貯めておくタンクが搭載されたプリンターです。

今回はそんなビジネス用タンク式プリンターが選ばれている理由や、カートリッジタイプと何が違うのかをご紹介します。

タンク式のメリット・デメリット

インクカートリッジやトナーではなく、インクタンクが搭載されたことによってどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

メリット

■インクの交換頻度が少ない

タンク式プリンター最大の特徴はインクタンクの容量の大きさです。
例えばEPSONのタンク搭載プリンター「PX-M6711FT」の場合、インクをタンク一杯にしておくとA4カラー文書約6,000枚も印刷が可能です。

1ヶ月の印刷枚数が500枚以内であれば、1度のインク交換で1年もインク交換しなくていいことになります。
カートリッジ方式のプリンターと比べると、インクの残量を気にしたり、こまめにインクを交換するなどの手間が省けるので非常にありがたいです。

■印刷コストが安い

インク1セットでの印刷可能枚数が多いことから1枚あたりの印刷コストが相対的に安くなります。

タンク搭載プリンター「PX-M6711FT」であれば、1枚あたりの印刷コスト(A4カラー文書)が約0.3円と非常に安いため、大量印刷を気軽にすることが出来ます。
大量印刷の多いオフィスでの運用には非常に向いています。

■ボトルの処理に困らない

タンク式プリンターはボトルインクでインクを補充します。
このボトルインクはICチップの付いたインクカートリッジタイプやトナーカートリッジのように特殊な処理方法は必要なく、プラスチックと同じ分類として処理することが出来ます。
なので、使い終わったカートリッジのように処理するまで貯めて置く必要はありません。

デメリット

■プリンター本体価格が高い

レーザープリンターとの比較 本体価格
ビジネス用タンクプリンター
PX-M6711FT
120,978円
ビジネス用レーザープリンター
LP-S380DN
54,978円

ビジネス用モノクロプリンターと比較すると66,000円もの大幅な差があります。
タンク式プリンターは大容量な分、ランニングコストは従来のプリンターよりも抑えられますが、初期投資としては非常に痛い出費です。

家庭用プリンターとの比較 本体価格
ビジネス用タンクプリンター
PX-M6711FT
120,978円
家庭用プリンター
EP-883A
39,050円

家庭用プリンターと比較してみると約3倍近く価格が違うことが分かります。
確かにランニングコストが安く、大量印刷にも向いていますが、家庭用として運用していくには本体価格もサイズも大きいのであまりおすすめは出来ません。

■インク交換時に汚れる可能性がある

タンク式プリンターはカートリッジ式のプリンターとは違い、インクを注いで交換しなければならないので、服や床に付いて汚れる可能性があります。
インクは付着すると非常に落ちづらく、交換頻度の少ないタンク式プリンターと言えど、注意を払う必要があります。

レーザープリンターとの比較

今まではビジネス用プリンターと言えば、トナーカートリッジを使用したレーザープリンターのことを指していました。
しかし、ここ数年でタンク式プリンターが主流になってきています。
では何故トナーではなく、タンク式プリンターが主流になってきているのかをご紹介します。

処理方法の圧倒的手軽さ

ボトルインクはメリットでもお伝えしたとおり、実際にプリンターに使用するのはインクだけなので、容器はすぐに捨てることができ、処理方法にも困りません。

一方トナーカートリッジは、一般ごみや不燃ごみとして出した場合、粉塵爆発のリスクがあるため非常に危険です。
メーカーに回収してもらうか、トナーの販売業者へ依頼して処理するしかありません。
(トナー販売業者への依頼は有料の場合もあります。)

この処理にかかる手間の軽減はかなり大きく、タンク式が増えてきている大きな要因の一つとなります。

印刷コストが更に低くなった

ビジネス用レーザープリンターの特徴は低ランニングコストです。
しかし、タンク式プリンター「PX-M6711FT」と比較してみると…

▼1枚あたりの印刷コスト

ビジネス用タンクプリンター
PX-M6711FT
ビジネス用レーザープリンター
LP-8170F
A4カラー文書 約2.2円/枚 約12円/枚

レーザープリンター「LP-8170F」よりもタンク式プリンター「PX-M6711FT」の方が1枚あたり約9.8円の差があります。
1枚だとあまりピンとこないかもしれませんが、月に1000枚印刷するとなると9800円の差が生まれます。
印刷枚数の多いビジネス用途では、この印刷コストの差はかなりのメリットと言えるでしょう。

ボトルインク自体も安くなった

印刷コストがレーザープリンターよりも安いことが分かりましたが、それだけではありません。

トナーカートリッジとボトルインク自体の価格を比較してみます。

価格 PX-M6711FT対応
ボトルインク
LP-8170F対応
トナーカートリッジ
ブラック 5,720円 18,260円
シアン 2,750円 27,280円
マゼンタ 2,750円 27,280円
イエロー 2,750円 27,280円

ブラックは約3倍、カラー類(シアン、マゼンタ、イエロー)は約10倍も違います。
トナーカートリッジも印刷可能枚数が多いとは言え、トナー切れが起こる度に4色1セットで10万円も払うとなると企業的にも痛手です。

まとめ

今回はビジネス用タンク式プリンターは何が良くなったのか、ビジネスシーンでよく使用されるレーザープリンターからタンク式プリンターへと変わっていった理由についてご紹介しました。
タンク式プリンターは従来のカートリッジを使用するプリンターより印刷可能枚数が多く、印刷コストも安くなっただけでなく、処理の方法や印刷可能枚数が多いからこそインク交換の手間を省けるなど優れた点が多いです。
唯一の大きなデメリットは、プリンター本体価格が高価なので初期費用がかかることですね。

最後に今回紹介した「PX-M6711FT」の対応ボトルインクをお得に購入できるインク革命.COMをご紹介します。

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4色セット 13,970円(税込) 2,240円(税込)

※純正インクはセットがないので、単品を合計した価格です。

トナーカートリッジからボトルインクへ変更することでインク自体のコストが下がりますが、純正ボトルインクからインク革命製互換インクへ変更することで、11,730円もお得に購入することが出来ます。
更にインク革命.COMは夜7時までのご注文であれば、翌日にお届け可能(一部地域を除く)なので、この機会に購入してみてはいかがでしょうか!

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