エプソンプリンターの廃インク吸収パッドエラーが出た時の修理などの対処法エプソンのプリンターを使っていると廃インク吸収パッドのエラーが出ることがあります。基本的には修理が必要ですが、自分でできる対処法や自分で廃インクタンクが交換可能な機種について紹介します。 廃インク吸収パッドのエラーが出たら修理が必要プリンターを長く使っていると
といったメッセージが表示されることがあります。 廃インク吸収パッドは印刷時やクリーニング時にインクヘッドに残ったインクを捨てるための部品です。その容量がいっぱいになった時にこのメッセージが出ます。 廃インク吸収パッドの容量が限界に達したら交換が必要ですが、基本的には自分でできないためエプソンに修理をお願いしましょう。 料金は廃インクパッド交換の料金は4,400円(税込)です。(保証期間内であれば無料)引き取りサービスを利用する場合は引取料金3,300円(税込)が別途かかります。 ネットの一部では廃インク吸収パッドの交換時期をリセットするツールが紹介されているようですが、リセットをしても吸収パッドの容量オーバーという根本的な原因は解消されません。 一時的に利用するだけならよいですが、そのままにしておくとプリンターを少し動かしただけでインクが漏れるなどの事故につながるのでかならず吸収パッドの交換をするようにしましょう。 なお、修理対応期限が過ぎている場合は部品がないため修理ができないこともあります。そのときは新しい製品に買い替える必要があります。 廃インク吸収パッドを自分で交換する方法廃インク吸収パッドのエラーが出たらエプソンに修理を依頼することが必要であることを解説してきました。 修理にはお金がかかるうえ、交換が終わりプリンターが戻ってくるまで4日~7日かかるのですぐに使いたいときは困ってしまいますね。 また、修理対応期限切れ機種を使用している場合はエプソンで修理を受け付けてくれません。 そこで、ここでは自分で廃インク吸収パッドを交換する方法を紹介します。
インクが手についたり周囲を汚さないように手袋と下に敷く新聞紙などを準備しておくと作業がしやすいです。 プリンターからタンクを外すにはドライバーが必要です。外したねじは無くさないようにまとめておきましょう。 廃インク吸収パッドは通販などで購入できます。化粧用のコットンでも代用できますので、タンクの大きさに合わせてカットして使うと良いでしょう。 エラー表示をリセットするツールはネットで検索すると出てくるようです。(約1000円で購入できるようですが、使用はあくまでも自己責任になります。) 廃インクタンクを外すのは手間がかかりますし、交換する際に周囲を汚してしまう可能性があります。 うまく交換できないと故障の原因となることもあるので、あくまで自己責任の最終手段として行いましょう。 自分で廃インクタンクが交換できる機種も廃インク吸収パッドのエラーがでたら、修理に出すか自己責任で自分で対処するしかありません。不便に感じる人が多かったため、最近では自分で廃インクタンクを交換できる機種も出てきました。 カラリオのEP-883Aシリーズなどでは交換式メンテナンスボックスが採用されています。 廃インクが貯まったらメンテナンスボックスごと取り出し、新しいメンテナンスボックスを取り付けることでエプソンに依頼しなくても自分で交換することができます。 交換用メンテナンスボックスを用意しておけば必要な時にすぐに交換できるので嬉しいですね。 交換にはドライバーが必要になり、少し手間がかかりますが、インクカートリッジのように頻繁に交換することはないので頑張って作業しましょう。 交換用のメンテナンスボックスには純正品よりも割安な互換品もありますので必要に応じて利用すると良いでしょう。 今後は「廃インクタンクの交換が自分でできるか?」ということがプリンター選びの大事なポイントになりそうですね。 特に長くプリンターを使いたい人には交換式メンテナンスボックスを採用したプリンターがおすすめです。 |