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エクセルの行や列を固定して利用する方法

更新日:2025-08-06
読み終わるまでの所要時間:約10分

エクセルで作成された画面に収まりきれないデータは、縦や横にスクロールすることで全てを閲覧できます。閲覧中に「この数値の項目は何だっけ?」ということを回避する、先頭の行や列を固定する方法を解説します。

「ウィンドウ枠の固定」機能の説明

Excel

Microsoftのエクセル(Excel)は、Wordと共に最も利用されているビジネスソフトです。

普段から利用されている方も多いと思いますが、こんなこともできるのか!と驚くくらい、奥の深い多機能ぶりは底が見えないほどです。

知っておくと便利な機能の一つに、「ウィンドウ枠の固定」があります。

たとえば、縦にも横にも長いこんなデータを見ていると・・・

Excelデータ

あれ・・・?この数値は何を表記しているんだっけ??ということになりますよね。

スクロールで先頭に戻り、項目を確認する…とて非効率ですよね。

Excelデータ

そんな時に、指定した項目行や項目列を「ウィンドウ枠の固定」させることにより、スクロールをしても常に項目が見えるようにすることができます。

これを、具体的にやってみましょう。

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先頭の行と列を固定する方法

先頭行を固定する方法

先のデータで、アップロードとダウンロードの項目のみを、スクロールに関係なく表示させる様にしてみましょう。

これは、先頭行を固定するということです。

先頭行を固定する方法

1.タブの中から「表示」を選択します。

2.リボンの中にある「ウィンドウ枠の固定」をクリックします。

3.出てきた選択肢から、「先頭行の固定」を選びます。

これで、1行目の項目がスクロールに関わらず固定されました。

下方向へスクロールしてみましょう。

先頭行を固定する方法

どれだけスクロールしても、先頭行の項目が残っているので、どこまでがアップロードの数値なのか、一目瞭然で解ります。

先頭列を固定する方法

今度は縦軸の「先頭の列」だけを固定してみましょう。

このデータでは曜日が表示されています。

先頭列を固定する方法

1.タブの中から「表示」を選択します。

2.リボンの中にある「ウィンドウ枠の固定」をクリックします。

3.「先頭列の固定」をクリックします。

これで、先頭列が固定されました。

先頭列を固定する方法

右側にスクロールしていっても、常に一番左の先頭行は「A」で固定されて表示されています。

先頭の行を固定すると、先ほど設定した先頭の列の設定は無効になっています。

複数の固定を行うには、別の設定方法になります。複数の行や列も固定することができます。

複数の行と列を固定する方法

複数の行を固定する方法

行の1行目だけでなく、3行目まで固定してみましょう。

複数の行を固定する方法

1 .赤線で表示されている部分までを固定したい場合、その下の行「4」を選択した状態にします。

2.「表示」タブを選択して

3.リボンの中にある「ウィンドウ枠の固定」をクリックします。

4.出てきた中から「ウィンドウ枠の固定」をクリックします。

複数の行を固定する方法

5.行を下にスクロールしていっても、3行目まで固定表示されたままで一目でどの数値なのか、わかるようになりました。

複数の行を固定する方法

複数の列を固定する方法

今度は、縦軸の「列」を固定してみましょう。

このデータでは、開始から終了までを固定してみます。

複数の列を固定する方法

1.列のAからCまでを固定したいときには、「D」列を選択します。

2.「表示」タブを選択して

3.リボンの中にある「ウィンドウ枠の固定」をクリックします。

4.「ウィンドウ枠の固定」を選択します。

複数の列を固定する方法

右側にスクロールしていっても、列の「C」までは固定されて表示されています。

複数の列を固定する方法

これで、複数の列を固定することに成功しました。

複数の行と列を同時に固定する方法

この方法では、行か列だけの片方しか固定することができません。

利用しやすさを考えれば、ここまで行ってきた「行」と「列」を両方とも同時に固定することです。

下にスクロールしていっても、横にスクロールしていっても、項目は常に固定された見やすい状態にしてみましょう。

複数の行と列を同時に固定する方法

固定したいのは、この赤線のところです。

列と行の同時固定は、この交差する右下のセルを選択します。

この場合だと、「D4」になります。

1.「D4」を選択して、カーソルを移動します。

複数の行と列を同時に固定する方法

2.「表示」タブを選択し「ウィンドウ枠の固定」をクリックします。

複数の行と列を同時に固定する方法

右にスクロールしても、左にスクロールしても、固定された項目は常に表示される様になりました。

複数の行と列を同時に固定する方法

行と列を固定して印刷する方法

Excel

画面上で見るのには、項目を固定することで見やすくなりますが、印刷した時にはこの設定が反映されません。

行と列を固定して印刷する方法

印刷プレビューで見れば、すぐに解ります。

ディスプレイで見るのと同様に、項目が全てのページに印刷されている見やすい資料にしてみましょう。

行を固定表示して印刷する

1.タブから「ページレイアウト」を選択します。

2.リボンの中から、「印刷タイトル」をクリックします。

行を固定表示して印刷する方法

3.出てきた新しいウィンドウ「ページ設定」が出てきます。

4.「シート」タブを選択して、「タイトル行」の空欄をクリックします。

行を固定表示して印刷する方法

5.印刷時に固定表示をしたい行を指定します。
指定したいのは1行目から3行目です。
1行目をクリックして指定したら、「SHIFT」キーを押しながら3行目をクリックすると、1行目から3行目が指定されます。

行を固定表示して印刷する方法

6.タイトル行のところには「$1:$3」と入力されます。「OK」を押します。

これで指定は完了です。

印刷プレビューを見てみましょう。

行を固定表示して印刷する方法

どのページにも、指定した行が項目として表示され、見やすい資料になりました。

列も固定表示して印刷する

行だけでなく、列も指定してみましょう。

1.タブから「ページレイアウト」を選択します。

2.リボンの中から、「印刷タイトル」をクリックします。

列も固定表示して印刷する方法

3.「ページ設定」ウィンドウが立ち上がります。

列も固定表示して印刷する方法

タイトル行に、先ほど入力した「$1:$3」が入力されているのが解ります。

印刷時のタイトル行の固定を継続しながら、新たに「タイトル列」を指定すれば、列も行も反映されます。

列だけにしたい場合には、行に入っている値を削除してから「OK」を押して下さい。

指定する列は、AからCです。

複数の列を指定するには、行のところで説明したのと同様、「SHIFT」キーを押しながら指定してください。

列も固定表示して印刷する方法

「タイトル列」のところに、「$A:$C」が入力されています。

OKを押せば、印刷時に指定した項目が固定表示されて出力されます。

通常の印刷に戻す場合は、同じ手順を踏んで「タイトル行」「タイトル列」に入力されている値を削除して、「OK」を押します。

固定の解除の仕方

Excel

ディスプレイでデータを見て、スクロールするのに設定した行や列の固定は、簡単に解除することができます。

1.「表示」タブを選択して

2.リボンの中にある「ウィンドウ枠の固定」をクリックします。

3.「ウィンドウ枠の固定の解除」を選択します。

固定の解除の仕方

この手順で、設定された行や列の固定が全て解除されます。

 
小島啓司
執筆者:小島
(インク革命編集部)

プリンターや複合機、テプラ製品に関するレビュー・トラブル解決法など、実用的な記事を1,000本以上執筆。
15年以上にわたり現場で培った知見をもとに、読者の「困った」を解決する情報をわかりやすくお届けしています。

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