キヤノンTS6030プリンターでの廃インク吸収体の交換手順や注意点キヤノンTS6030は、廃インク吸収体を搭載していて、普段表に出て主張することはありませんが、重要な役割を担っています。「インク吸収体の交換が必要です」表示が出た場合の対応と注意点を解説します。 インク吸収体って何?![]() インク吸収体という聞き慣れないパーツ名ですが、プリンターから出た廃インクを溜めて吸収しているパーツで、廃インク吸収体とも呼ばれます。 インク吸収体は、プリンターを利用しているうちに、いずれ一杯になる事が多く、プリンターが故障して寿命を迎える場合と、廃インク吸収体が満杯になるのと、どちらか早い方で役割を終えるケースが多くなります。 廃インク吸収体に溜まっていくインクは、大きく分けて2つの原因から出ています。 一つ目は、インクジェットプリンターの宿命として、インクの品質を保つために行う「クリーニング作業」に利用したインクを溜めます。印刷を行っていないのにインクを使用する事を、ご存じない方も多いのですが、クリーニング作業を行うことで確実にインクは消耗して使われています。 プリンターをコンセントから抜いておくと、自動クリーニングが行われないためにインクは節約出来ますが、利用する時に強力なクリーニングが実行されて、より多くのインクを消耗して、廃インク吸収体に廃インクを送り込みます。 最悪の場合、強力クリーニングを行ってもプリンターが利用出来ない事も有るので、コンセントは入れたままにしておくことをオススメします。 二つ目は、フチ無し印刷を行う場合です。紙の外側ピッタリにインクを配置することは物理的に困難で、確実に用紙の外側にもインクが出てしまいます。そのままでは、次の印刷にインク汚れが発生するトラブルになりますので、はみ出たインクは廃インク吸収体に処理されて、結果として廃インクが溜まっていきます。 インク吸収体が一杯ですの表示が出たら![]() プリンターを使い続けていると、利用しているパソコンドライバーの表示に、「インク吸収体が満杯に近づいています」が出ます。 完全に一杯になると、「インク吸収体の交換が必要です」の表示が出て、それ以降の印刷作業は行えなくなります。 最新機種ではインク吸収体のパーツを、メーカーに出さなくてもユーザーが交換出来るタイプの機種も発売されていますが、TS6030ではインク吸収体の交換をユーザーが行う事は、基本的に出来ません。修理扱いでメーカーに持ち込むか、引き取りサービスを依頼する必要が有ります。時間的に早いのは持ち込みですが、予約が必要です。 ■持ち込み修理を受け付けているサービスセンター ○サービスセンター銀座 東京都中央区銀座3-9-7 トレランス銀座ビルディング2F 03-3542-1815 10時30分~18時30分 日曜・月曜・祝日休業 ○サービスセンター大阪 大阪府大阪市北区中之島3-2-4 中之島フェスティバルタワー・ウエスト1階 06-7739-2300 10時00分~18時00分 日曜・月曜・祝日休業 ○キヤノンプラザ S コミュニケーションスペース内 修理・メンテナンス受付コーナー 東京都港区港南2-16-6 キヤノン S タワー2階 03-6719-9884 10時00分~17時30分 日曜・月曜・祝日休業 ■パーソナル機器修理受付センター 電話で修理の相談と、引き取りの依頼が出来ます。 050-555-90063 または 042-460-9560 ■廃インク吸収体交換費用 TS6030の修理費用は、一律14,300円に設定されています。 廃インク吸収体交換だけでなく、機器内部の点検や清掃や機能確認も行われます。 引き取り修理サービスは、別途3,300円の費用が掛かりますが、自宅まで引き取りに来て貰えて、修理完了後は自宅まで届けてもらえます。 配送の日数は入れずに、純粋な修理に掛かる日にちは7日から10日程度です。 送料まで入れると合計17,600円掛かるため、実際は廃インク吸収体交換をせずに、新しいプリンターに買い換えるユーザーが多いです。 キャノンも実態を承知していて、古いプリンターの修理を悩むユーザーに対して、機器の下取りを行って、2年保証を付けてPIXUS TS6330を19,800円で販売する、らくらく買替便の提案をしています。 エラー警告は、充分なマージンをとっていますが・・![]() インク吸収体が一杯の警告が出た後は、プリンターは機能を強制的に停止させます。 そのまま利用すれば、インクが溢れて大きな問題が起きるからです。 フリーソフトを利用して、強制的にプリンターの印刷カウンターをゼロに戻し、インク吸収体が一杯の警告を無視しても、直ぐにはインクが溢れ出ることは有りません。 しかし、物理的には何の解決にもなっておらず、決してお勧めしません。 |










