【Canon】2020年新型モバイルプリンターTR153!ビジネス向けに進化した特徴とは?

更新日:2024-11-05
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引用:Canon TR153

2020年4月9日にキヤノンから新型インクジェット式モバイルプリンター「TR153」の発売が決定しました!
TRシリーズの新型プリンターである「TR153」は、軽量・小型・スタイリッシュなデザインが特徴で、持ち運びにも便利な万能プリンターです。オフィスでも家庭でも出張先でも、場所を選ばず活用することができます。

当記事では、現在多くの人々から注目を集めている「TR153」について、特徴・機能・おすすめポイント・従来型のプリンターとの比較まで、幅広くご紹介します。

TR153の特徴・機能・おすすめポイント

TR153が人気を集めている理由は、これまでのプリンターには無い多くの特徴を持っており、高い汎用性・利便性を発揮できるためです。ここでは、そんなTR153ならではの特徴・機能・おすすめポイントについてご紹介します。

持ち運び可能!置き場所を選ばないコンパクトボディー

TR153の最大の特徴は、軽量・コンパクトなボディーです。本体サイズが約32.2×18.5×6.6㎝・重量が約2.1㎏と、非常に軽くてカバンやデスクの引き出しにも収まるサイズだから、置き場所を選ばず持ち運びにも適しています。

利用シーンの一例を以下にご紹介します。

  • 受付カウンターや小型ワークデスクなど限られたスペースへの設置に
  • 印刷が必要な会議時・商談時に
  • 外出先や出張先で印刷したい時に
  • インテリアを損ないたくない場所への設置に
  • 家庭用のプリンターに

持ち運びでも据え置きでも、場所を選ばすにいつでも印刷が行える汎用性の高さがTR153の魅力です。現在重要性・必要性が高まっているリモートワーク・テレワークへの適応力も抜群です。


写真も文字も美しくプリント

TR153は、コンパクトなモバイルプリンターでありながら、一般的なプリンターに匹敵する高い印刷性能を持っています。

鮮明な色再現性を持つ染料インク4色と、文字をくっきり表現できる顔料インクを組み合わせた5色ハイブリッドインクタンク搭載で、カラー印刷もモノクロ印刷も美しく仕上げることが可能です。

写真からビジネス文書まで、さまざまな印刷物を美しくプリントできる印刷性能の高さも、TR153が支持されている理由と言えるでしょう。

別売りの外付けバッテリーで出先でも充電可能

TR153には、別売りの小型外付けバッテリーがあり、電源が無い場所でもプリンターを利用することができます。満充電時の印刷枚数は約330枚と非常に多く、長時間の外出・出張時にもバッテリー切れを気にせず利用することが可能です。

また、バッテリー本体の電源OFF時・スリープ時には、モバイルバッテリー・ノートパソコン・カーソケット・USBケーブルといった多彩な方法で充電を行うこともできます。

高性能な外付けバッテリーがあるからこそ、持ち運びを想定したモバイルプリンターの進化を発揮できると言えます。プリンターを持ち運ぶ機会の多い方にとっては、非常に重宝するでしょう。


本体に定型文書の保存が可能「定型文書プリント」

TR153は、プリンター本体に帳票・カルテ等の定型文書データを5つまで保存しておく機能が備わっています。

客先や外出先などで文章が必要となった時には、パソコンやスマホに接続本体から直接プリントすることが可能です。

外回りが多い営業職の方など、いつ帳票類が必要となるか分からない方には、非常に便利な機能と言えるでしょう。


従来のプリンター(旧機種)との比較

新型モバイルプリンター「TR153」はPIXUS iP110の後継機種に該当するプリンターですが、どのような点が進化したのかを把握するために、旧機種との違いを比較してみました。

従来のプリンター
PIXUS iP110
新型プリンター
TR153
価格(税込) 29,480円 30,250円
最高解像度(dpi) 9600×2400 4800×1200
印刷スピード モノクロ:約9枚/分
カラー :約6枚/分
モノクロ:約9枚/分
カラー :約6枚/分
写真印刷コスト
(L判フチなし)
約16.2円/枚 約15.9円/枚
印刷コスト
(A4普通紙カラー)
約12.8円/枚 約12.2円/枚
本体サイズ
(幅×奥行き×高さ)
32.2×18.5×6.2 ㎝ 32.2×18.5×6.6 ㎝
重量 約2.0㎏ 約2.1㎏
Wi-Fi 2.4GHz帯 5GHz帯
液晶モニター 1.44型有機EL

TR153を旧機種のPIXUS iP110と比較してみましたが、基本的なスペック面においてはほぼ違いが見られず、旧機種をベースとして開発されたことが伺えます。しかし、1.44型のモノクロ有機ELモニターが搭載されたことや、Wi-Fi周波数が強化されたことは、ビジネスシーンを想定した大きな進化と言えるでしょう。

モニターでは、インク残量・ネットワーク接続状況といったプリンターのステータスを、一目で確認することが可能です。

他にも、ブラックインクが切れた際にカートリッジから選ぶかカラーインクから合成するかを選択できたり、自動電源ON・OFFが搭載されたりと、細かい点での配慮が見られます。

TR153は一見旧機種からの変化が感じられないように感じますが、実際に使用してみると、使いやすさや利便性が大きく向上しており、確実な進化を遂げていることを実感できます。

TR153でパワーアップしたWi-Fi周波数ですが、実際に2.4GHzと5GHzではどのような違いがあるのかを見て行きましょう。



▼Wi-Fi周波数の違い▼

長所 短所
2.4GHz ・壁や床などの障害物に強く、電波が遠くまで届きやすい
・殆どのWi-Fi端末に対応している
・様々な製品で使用されている無線帯域なので、混雑して不安定になりやすい
※マンション、ビル等、
他の部屋からの電波の影響を
受けることもある
5GHz ・無線地帯域ではないので、非常につながりやすく、安定している
・2.4GHzと比較して、より高速な通信が可能
・2.4GHzと比較すると壁や床などの障害物に弱く、通信距離が長くなると電波が弱くなる
・旧世代のWi-Fi端末に対応していない場合がある

表にある通り、旧機種のプリンターで採用されている2.4GHz帯のWi-Fiの周波数は、Wi-Fi機器の多いビジネス環境ではあまりオススメできない周波数でした。
一方、新型プリンター「TR153」で採用されている5GHz帯は、他のWi-Fi機器の影響を受けずに安定して高速な通信を行うことができるため、ストレスを感じることなくスムーズに印刷を行うことができます。

オフィスでも外出先でも快適に使えるため、まさにビジネスシーンに適した進化と言えるでしょう。


まとめ

今回はキャノンの新型プリンター「TR153」の特徴をご紹介致しました。軽量・コンパクトであることに加えて、外付けバッテリー対応により車内や出先でも充電可能になったことや、プリンターに定型文書のデータを保存していつでも印刷できるようになったことは、大きな進化ではないでしょうか。また、Wi-Fi周波数が5GHzとなったことや、ステータスモニターが搭載されたことは、ビジネスシーンでの利用や利便性向上を想定しているように感じました。

プリンターの新機種は毎年のように登場しますが、「TR153」のように旧機種の良いところはそのままに、より便利で使いやすい機能を新しく追加してくれると、消費者側としては嬉しいですね。機能性・汎用性に優れたモバイルプリンターをお求めの方は、「TR153」を検討してみてはいかがでしょうか?


▼「TR153」に対応する互換インクは税込530円~▼

BCI-19BK

BCI-19BK(ブラック) 税込530円

BCI-19C

BCI-19C(カラー) 税込530円


 
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