• SC-PX5VⅡ
• 写真プリント特化型プリンター
• 新「Epson UltraChrome K3インク」

SC-PX5VⅡは一体どんな仕様【性能・特徴】なのでしょうか。

SC-PX5V2
参考価格:87,000円～97,000円
販売開始日：2014年11月6日

エプソンより2011年に発売された『PX-5V』の後継として、先週、SC-PX5VⅡが発売されました。

いわゆる「写真プリント特化型プリンター」です。

こちらのプリンター仕様をみてみましょう。

DVD/CDのレーベルプリント可能、無線LAN/有線LANにも対応しており、スマートフォンやタブレット等からダイレクトプリントが可能です。
基本的な機能を搭載しておりますが、コピーやスキャン、FAX、自動両面印刷は対応しておりません。

タッチパネルは2.7型となり、PX-5Vより一回り大きくなりました。

ここまでは、PX-5Vとあまり仕様が変わりませんね。

PX-5Vから大きく進化した点は、SC-PX5VⅡに『新「Epson UltraChrome K3インク」』が搭載された点です。

『新「Epson UltraChrome K3インク」』は、従来のK3インク（ライトグレー・グレー・ブラック）から、さらに黒の深度が向上したもので、より一段と表現力が豊かになりました。
暗い表現から明るい表現まで、ご自身のイメージを忠実に再現してくれることでしょう。

また、新しくなったマットブラックは、従来のK3よりも用紙の表面に定着しやすくなったことで、重みのある「黒」の表現は可能となりました。
マット用紙ではこのすぐれた定着性によって、自由な表現が可能となりました。

さらに、光沢系の用紙に使用するフォトブラックの関しては、色の配合を従来のK3インクよりも高め、その濃度はより一層高くなりました。
これにより、濃く深く引き締まった黒でとなり、モノクロ印刷の表現は細部まで可能になりました。
光沢用紙で写真を印刷する際には、このブラックによって、カラーに関しても一段と色鮮やかに印刷されるようになりました。

写真用プリンターとして、PM-4000PXやPX-5600、PX-5V、PX-7Vをご愛用の方は多くいらっしゃるかと思いますが、『新「Epson UltraChrome K3インク」』を採用しているプリンターはSC-PX5VⅡのみでございますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

 

SC-PX5VⅡの大きさ（サイズ）・デザイン

• サイズは幅616cm×奥行369cm×高さ228cm
• 重さは約15kg

印刷可能サイズがA3ということで、一般の家庭用インクジェットプリンターに比べるとプリンターの存在感があります。

 

SC-PX5VⅡの印刷速度と印刷コスト

印刷速度は、
L判フチなし全面カラー印刷で、約37秒
A3四辺フチあり印刷で、約2分33秒です。

印刷コストは、L判フチなし全面カラー印刷で、約18.9円です。
印刷コストは純正インクにしては安い方ですかね、コンビニでデジカメプリントするより少しお安いです。
※コンビニデジカメプリント参考価格：30円

ちなみに印刷可能サイズは【L判/KG/2L判/ハイビジョン/六切/四切/A6縦～A3ノビ縦】で、
給紙枚数は、もちろん紙の種類・厚さにもよりますがA4サイズで最大120枚、ハガキで最大50枚となっております。

 

SC-PX5VⅡの対応インク

PX-S05に使用するインクはIC79シリーズで
BK（フォトブラック）、MK（マットブラック）、C（シアン）、VM（ビビッドマゼンタ）、Y（イエロー）、LC（ライトシアン）、VLM（ビビッドライトマゼンタ）、GY（グレー）、LGY（ライトグレー）の8色で「顔料」を採用しております。

純正参考価格は、IC9CL79（9色セット）で21,168円（税込）、各色の単価は2,484円です。

うーん、高価ですね。

ちなみに、インク革命.COMではSC-PX5VⅡに対応するIC79シリーズ互換インクを開発予定です。
取扱いを開始した際はぜひご利用ください。

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