Canon PIXUS-TS5130プリンターでインク吸収体が満杯時の対処法

更新日:2021-08-05
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キヤノンのPIXUS-TS5130プリンターは4色インク採用で鮮やかな発色が持ち味の機種です。

この記事ではインク吸収体が満杯になったときのリセットや対処の方法について解説します。

インク吸収体について

通常の印刷時やヘッドクリーニングなどで出た廃インクを吸収させるための部品を「インク吸収体」といいます。吸収できる量には限界があるため、いずれは交換が必要となる消耗品です。交換には専門の知識が必要なため、自分で部品を取り寄せることはできません。

リセットや対処の方法について

プリンター

「インク吸収体が満杯に近づいています」というエラーが出た

このメッセージが出たときは、満杯になるまで少し余裕のある状態を指しています。リセットボタンまたは画面の「OK」を選ぶとエラーを解除すれば一時的に印刷を再開できます。

ただし、満杯になる時期が近いことを知らせる表示のため、すみやかに交換の手配をしましょう。

「インク吸収体が満杯になりました」というエラーが出た

このメッセージが出たときは、プリンターの安全上の理由から印刷を続けることはできません。

交換・修理に出す

一番確実な方法は修理受付窓口に連絡し交換依頼をすることです。

【交換依頼の方法】

プリンターを購入した店舗、もしくはキヤノンの公式サイトから直接交換を依頼します。インク漏れの恐れがあるため、梱包時やプリンターを移動させるときは傾けないように十分に気をつけましょう。

【修理料金の目安】

PIXUS-TS5130プリンターは修理対象期間中(※)で、料金の目安は1万1000円(税込)です。※2021年8月現在

宅配業者による引取修理サービスを利用する場合は、修理代金とは別に3300円(税込)が必要です。

注意すべき点

注意点

■フリーソフトの使用はウイルス感染のリスクがある

ネット上にはインク吸収体が満杯になっても表示をリセットできるフリーソフトがあります。しかしこれらは公式のものではなく、高い確率でウイルスに感染する可能性があります。 ソフトを使用して万が一プリンターやパソコンが故障したとしても、保証の対象外となるので注意が必要です。

またソフトを使ってインク吸収体が満杯になったメッセージをリセットし続けないようにしましょう。プリンター本体からインクがあふれて汚れや故障の原因になる恐れがあります。非公式のフリーソフトの使用はあくまで緊急時のみにとどめ、常用は避けましょう。


過剰なヘッドクリーニングは避ける

印刷結果が悪かったりインクの目詰まりを解消させたりするために行うヘッドクリーニングは、

インクを大量に使用します。そのためひんぱんに行うと廃インクの量が増えてインク吸収体の寿命が縮まります。

ヘッドクリーニングは印刷結果の状況をみて適切に行いましょう。


■自分で修理はできない

インク吸収体は自分で交換できない仕組みになっています。ネット上では自分で交換する方法も公開されていますが、壊れてしまったらすべて自己責任です。

その際は仮に無償保証期間であっても有償修理となるので注意が必要です。かかる時間や手間を考えると修理に出すか、買い換えるのが無難でしょう。


■修理期間が終了している場合がある

プリンターは機種によって修理に対応できる期間が決められています。そのためプリンターのインク吸収体が満杯になっても交換できない場合があります。その場合は新しいモデルに買い替えなければなりません。


 
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