PIXUS-TS5030Sプリンターの紙詰まりは、どのような原因で起きるのでしょうか?紙詰まりは、トラブルが起きている場所を知って、正しいな対処方法を行えば直りやすいです。
ここからは、TS5030Sプリンターにおける3つの紙詰まり原因と解決方法を紹介します。
排紙口または後トレイで紙詰まり
紙詰まりは、プリンターの用紙をセットする場所「後トレイ」 とプリント時に用紙が出てくる「排紙口(はいしぐち/排紙トレイ)」で、紙詰まりが起きます。
あとは「後トレイ」と「排紙口」の紙詰まりを、チェックしてください。
- プリンターの「後トレイ」と「排紙口」を引き出しましょう。紙詰まり用紙を見つけたら、ゆっくりと引っ張ります。
- プリンターの「後トレイ」に用紙をセットして、液晶ディスプレイに表示された「OKボタン」をクリックしてください。
- 印刷できなかったデータは、再印刷しましょう。
※ワンポイントアドバイス
紙詰まりした用紙を取り除けないときは、電源オンとオフを繰り返します。印刷中の紙詰まりは、ストップボタンで電源を切って取り除いてください。
あとは、印刷物に合わせた用紙を選んでください。例えば、写真付きのテキストは、A5サイズ以外の用紙に印刷します。
A5サイズの用紙は、紙で反り返って紙詰まりの原因となります。
それでも紙詰まりが直らない場合は、キヤノンパーソナル機器修理受付センターへ問い合わせてください。
プリンター内の紙詰まり
プリンター内で紙詰まりが起きたら、スキャンで使うカバーを開いてプリンター内の用紙を取り除いてください。
用紙が取れない場合は、プリンターの底から紙詰まりを解決しましょう。印刷中の紙詰まりは、ディスプレイのストップボタンをクリックして、電源を切ってください。
- プリンターの電源を切って、プラグをコンセントから引き抜きます。
- スキャナー部分のカバーを、上に開いてください。白いテープ状の部分に触れてはいけません。白いテープ状の部分が汚れると、プリンターが壊れやすいからです。
- プリンターヘッドホルダーの下に、紙詰まりがないか確認しましょう。紙詰まりを見つけたら、プリンターヘッドホルダーを左右に動かして、用紙を取り除いてください。用紙があれば、両手でしっかりと掴んでください。
- 用紙がくるんと回っている時は、45℃の角度で用紙を取り除きます。
- 紙詰まり用紙を取ったら、プリンター内に紙片がないかチェックします。
- スキャナーのカバーを閉じて、印刷をしましょう。印刷データがリセットされるので、再印刷をしてください。
※ワンポイントアドバイス
用紙を取り除いたときに「紙詰まりのエラーメッセージ」が表示されたら、紙の破片が取り除いていません。
上の方法で、紙の破片を探してください。
続いては、プリンターの底カバーから、紙詰まり用紙を取り除く方法です。
【プリンターの底から紙詰まり用紙を取り除く方法】
- プリンターの電源を切り、プラグをコンセントから引き抜きます。
- プリンターの右側を下、左を上にして立ててください。
- 排紙口を引き出しましょう。
- 底にある緑のカバーを開けてください。
- 紙詰まり用紙を、両手でしっかりと掴みます。紙詰まり用紙がちぎれないよう、前へ引き出してください。
- 底にある緑のカバーを閉めてください。
- 排紙口を閉じます。
※ワンポイントアドバイス
緑のカバーは、カチッと音がするまで閉めてください。閉められていないと、正しく印刷ができないので注意しましょう。
その他の紙詰まり原因
排紙口・後トレイとTS5030Sの紙詰まり用紙を取っても、紙詰まりが直らない人もいますよね?
このようなケースでは、以下のようなポイントを確認してください。
- 排紙口の異物をチェックします。紙の破片はもちろん、クリックやポチキスの芯など小さな異物を探しましょう。
- 後トレイの異物を確認してください。異物があれば、TS5030Sの電源を切って、プラグをコンセントから抜きます。
- 後トレイにある異物を、取り除きましょう。
- クルっと丸まった用紙を使用しないでください。まっすぐに用紙を伸ばしてから、後トレイに用紙をセットしましょう。
それでも紙詰まりが直らない場合は、キヤノンパーソナル機器修理受付センターへ問い合わせしてください。