プリンタの紙詰まり対策!日頃から心掛けるべき6点
プリンタの紙詰まりは、大きなトラブルに繋がります。
2~3枚まとめて出てきてしまう程度ならば「何かおかしいな」、で済みますが、ぐちゃぐちゃと張り扇状態で出てきてしまったりすると、もうお手上げです。
プリンタの紙詰まりの理由とその対策について知っておきましょう。
1.給紙ローラーと分離パッドの性質を知る
複数枚の紙がプリンタ内部に入り込まないよう、1枚の紙を送り込む給紙ローラーと、2枚目をストップさせる分離パッドの組み合わせで枚数をコントロールしているプリンタが大多数です。
長い間使ったプリンタで起きる複数枚の送り出しは、この給紙ローラーと分離パッドが寿命を迎えている可能性が高いです。
この「複数枚送り」が見られるようになったら、プリンタにセットする紙を事前にバラバラにしておく(紙の束の端四方をパラパラと捌いておく)ようにしましょう。
紙そのものが相互にくっついていなければ、この複数枚送りを防ぐことができます。
2.最大積載枚数を越えない
基本的なことですが、プリンタごとに定められた最大積載枚数を越えて紙を入れておくのはNGです。
給紙ローラーなど紙を送る部分に無理な圧力をかけてしまうことに繋がりますから、複数枚送りが起きるのも自然な事です。
複数枚送りを防ぐためにも、ローラー部分を傷めないためにも、無理な給紙は行ってはなりません。
3.印刷途中の給紙はNG
印刷途中の給紙もローラーに圧力をかけてしまいます。
この途中給紙を行うと、押し込み方次第では2枚同時に送られてしまうことに繋がります。
当然、ローラー部分への影響は大きいものとなります。
4.「用紙ガイド」を用紙ごとにこまめに切り替える
プリンタ内部へ紙を正しく送り込まなければ、美しい印刷ができないのはご存知の通りです。
更に、用紙ガイドを用紙サイズに正しく切り替えなければ、斜めに給紙してしまうことにもつながりますから、一番考えたくないあの「ガガガガ」という音と共に起きる紙詰まりにつながります。
用紙サイズに合った場所へ、きちんとガイドを合わせましょう。
5.紙の厚みに注意
プリンタの説明書を読んだことはありますか?
記載されている厚み以上のものを使用すると、当然紙詰まりを起こしてしまいます。
家庭用のプリンタに、「プリンタ用紙」と記載されている紙を使っている分には何ら問題はありませんが、特殊な紙に印刷をしたい場合は要注意です。
プリンタの能力を超える厚みの紙への印刷は避けましょう。
6.ローラー部分の掃除
パソコンのホコリを気にする方はよくいらっしゃいますが、プリンタのローラー部分のホコリはどうでしょうか。
時々ローラー部分を開け、ホコリが詰まっていないかを確認してください。
お使いのプリンタの説明書を見てみてください。
ローラーの清掃方法が記載されているはずです。
日々の使い方次第で、プリンタの紙詰まりを防ぐことができます。
ビジネスでもプライベートでも、PCとプリンタは出番が多いものです。
大切に使用することで、無駄な修理代や買い替えを防ぎましょう!