プリンターの廃インクタンクってご存知ですか?
突然プリンターにこのようなエラーメッセージが出たことないですか?
『プリンタ内部の部品調整が必要です。』
『廃インク吸収パッドの吸収量が限界に達しました。メーカーの修理窓口に交換をご依頼ください。』
Σ(゚д゚;) ヌオォ!?
って、知らないとなりますよね…
まずは廃インクタンクってなんですか?ってところから始めましょう!
廃インクタンクってなに?
ほとんどのインクジェットプリンターにこの廃インクタンクはあります。
でもどこに廃インクタンクなんてあるのかというと…
例:EPSON PX-M5040Fプリンター
プリンター本体の裏側に…
ありました!※写真の左下の黒い部分です(笑)
これが廃インクタンクです。
でもいったい、廃インクタンクはどんな仕事をしているかというと…
廃インクタンクの中にはスポンジ状の吸収体があり、印刷後ヘッド内に余ったインクを捨てるためのタンクです。
ヘッド内のインクを捨てておかないと目詰まりを起こしてしまう原因にもなるので、余分なインクは全てこの廃インクタンクへといくのです。
実はヘッドクリーニングの際にも、インクをここに吐き出させています。
写真を見て頂くと黒くなっている部分がありますよね!?これがインクが吐き出された証拠です!
プリンター起動時にも自動的にヘッドクリーニングはされているので、長く使っているとこのタンクの中にインクがどんどん溜まっていくのです!
次にエラーメッセージが出たらどうしたらいいのか。
『プリンタ内部の部品調整が必要です。』
『廃インク吸収パッドの吸収量が限界に達しました。メーカーの修理窓口に交換をご依頼ください。』
上記のようなエラーメッセージが出たときは、廃インクタンクの吸収パッドの吸収量が限界に達したときにでるメッセージです。
この場合、対処法としてメーカーに部品の取り換え修理に出すのが望ましいです。
自身で廃インクタンクの交換を行う事で解決する事もあります。
(メーカーではインクタンクの小売はしていないので、互換性のあるメンテナンスタンクなどで対応する)
【プチ知識】
廃インクタンクが満タンの場合、プリンターの寿命でもあるので、新しいプリンターへの買い替え時でもありますよ(‘-‘*)
え、なんで!?(゚〇゚;)交換じゃだめなの!?
ちなみにメーカーによる廃インク吸収パッドの交換は4,200円~9,000円前後(参考価格)。
それに、それだけ長年プリンターを使っていたということですからね~
実はこの値段かかるなら…と言って、プリンター買い替えてしまう人も多いんです!!
プリンターによっては部品を生産終了しているプリンター型番もあると思うので、廃インクタンクを交換してまだ今のプリンターを使いたいと願う方はメーカーにご相談して頂くのがいいと思います。
尚、インク革命でも特定のプリンターに対し、交換用のメンテナンスタンク「PXMT2」も販売しています!
よかったらチェックしてみてくださいね。