プリンターやインクについての、意外と知らない豆知識

みなさまは、「インク」というと何を思い浮かべますか?

①ペンのインク

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②万年筆のインク
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③判子のインク
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④プリンターのインク
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ほとんどの人は①~④のインクを思い浮かべるのではないでしょうか?
そんな数ある【インク】の中から、今回は「プリンターのインク」について詳しくご案内します。

 

プリンターインクの種類  純正インクと互換インクなどについて

プリンタ-インクには大きく分けて2種類あります。

①プリンター製造メーカー各社が独自で制作している『純正インク』と、
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②プリンター製造メーカー以外の『非純正インク』です。
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1.純正インク(純正品)とは

プリンター製造メーカー各社が独自で制作/販売しているインクカートリッジを「純正インク(純正品)」といいます。

プリンター本体は、純正インクの使用を前提として製造されているので、純正インクを元にプリンター側で色の配分が設定されています。

純正インクは、プリンター本来の性能が発揮できるように研究、開発がおこなわれており、耐光性・耐水性・耐オゾン性に優れています。

保存性の前提条件をクリアすれば200年~300年アルバム保存が可能というインクもあります。
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フォト画像保存性能 つよインク

 

品質にこだわり、その開発費も含まれた価格だとしても、純正インクの値段はすごく高く感じますね。(カートリッジの型番にもよりますが、インクを2セット購入するとプリンターがもう1台買えます。)

なんで純正インクってこんなに高いの?

その理由はプリンター本体ではなくインクで利益をあげることが、純正メーカーのビジネスモデルとなっているためです。

そのため、インク1mlあたりの値段は、ドンペリの2倍近くの値段設定になっています。
(例:
エプソン純正IC6CL70L(6色増量):約147.6円/1ml
ドンペリ:70円/1ml
純正インクが高いのはなぜ?インクカートリッジと身近な液体の価格を比較
 
 

2. 非純正インクとは

非純正インクとは、純正メーカー以外が作成・販売しているインクで、
次の3つに分類することができます。
 

①互換インク



カートリッジ本体とカートリッジの中に充填されているインクの成分、ICチップが、互換会社オリジナルのインクカートリッジのことを「互換インク」といいます。

ICチップとは、インクカートリッジの中のインク容量を測る電子版部分のことで、付属していないカートリッジもあります。

また、純正品と異なりますが、使用できるように各互換インク会社が独自に開発しております。

そのため、品質は会社ごとにことなるので、粗悪品を使ってしまうと大変なことになってしまいます。

互換インクを利用する場合は、プリンター保障品質向上に力を入れているメーカーのものがオススメです。
動画参考サイト⇒インク革命.COM

 

②リサイクルインク



カートリッジ本体と、ICチップは純正品を再利用し、カートリッジの中に充填されているインクの成分が純正品と異なるインクカートリッジを「リサイクルインク」といいます。

インク残量を検知しているICチップも再利用しているため、正確なインク残量が表示されないというデメリットがあります。

また、何度も使用するということで、ICチップのトラブルによる認識不良などの不具合率は高くなります。  //何が原因でどんな不具合か具体例があるとイメージしやすくていいかも?

使用済みの純正品カートリッジを回収して生産しているという点で、環境にやさしい【エコ】なカートリッジです。
動画参考サイト⇒エコリカ

 

③詰替えインク


カートリッジに充填されたインクがなくなったら、自分でインクを補充するタイプのカートリッジのことを「詰替えインク」といいます。

上のCanon用詰め替えインクの動画を見ていただければ分かるかと思いますが、
自分でインクを充填するので、手が汚れてしまったり、インクが漏れてしまったりといったハプニングがつきものです。

手間暇はかかりますが、インクは低価格で販売されておりますので、お財布に【エコ】なカートリッジです。
参考サイト⇒ELECOM

 

インクカートリッジの形状の種類

カートリッジの形状は、「一体型」と「独立型」の2種類があります。

 

一体型

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ヘッドとインクタンクが一体型になっている形状のカートリッジを「一体型インクカートリッジ」といいます。

カートリッジを交換すればヘッドも新しくなるので、ヘッドが劣化する心配はありません。
なので、プリンターヘッドが詰まってプリンターを買い替える・・・という心配をしなくて済みます。

ただ、カラーインクは複数の色のインクが1つのカートリッジになっているので、1色でもインクが切れてしまうと、他の色のインクがまだ残っていてもカートリッジを交換しなければなりません。

 

独立型

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ヘッドとインクタンクが独立している形状のカートリッジを「独立型インクカートリッジ」といいます。

色ごとにもカートリッジが独立しているので、インクがなくなった色のみを交換すればよいので、無駄がありません。

ただし、一体型インクカートリッジとは異なり、ヘッドは消耗されていくので寿命がきたらヘッドの交換、もしくはプリンターを買い替えないといけません。

また、プリンターヘッドが詰まった場合にも洗浄液を使って直すか、プリンターを買い替えないといけません。

インク成分の種類

顔料インクとは

顔料インクは、インクの粒子が大きく、プリンターの表面にくっついて印刷されます。

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そのため、

①色の安定が早い
②耐水性・耐光性・耐オゾン性に優れている(光や水に強い)
③にじみが少ない
③濃くはっきりと印刷される

などの特徴を持っています。

◆顔料インクは文字印刷におすすめ

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比較画像をみていただくと、顔料インクで印刷した文章の方が、ハッキリ、鮮明に映し出されていることが分かります。

会社などでレポートや資料を印刷したとき、印刷された用紙に触ると、インクが手に付いたことがありませんか?
あれは顔料インクを利用した印刷によって起きます。

顔料インクはプリンターの表面に付着し、中まで染みないために、乾くのが遅いというデメリットがあります。

顔料インクを利用して印刷を行う時は、しっかりと乾燥させてから触ってあげてくださいね!

 

染料インクとは

インクが紙の内部まで浸透して印刷されます。
そのため、インク同士がなじみやすいので、グラデーションがきれいに再現できるのが特徴です。
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その一方で、耐水性・耐光性には弱いです。

◆染料インクは写真印刷におすすめ
純正顔料インクの写真

◆顔料インクで印刷した写真↑

インク革命の染料インクの写真

◆染料インクで印刷した写真↑

 
上の比較画像を見ていただくと、染料インクで印刷した写真の方がクリアな発色になっていることがわかります。
染料インクは耐水性や対候性などは顔料インクに劣りますが、保存方法によってカバーすることができるので、
写真印刷には是非染料インクがおすすめです!
 

また、純正インクでは顔料インクを採用しているインク型番でも、互換インクでは、コスト削減のため染料インクで販売しているケースがあります。

顔料インクよりも粒子の大きさが小さいので、顔料インクを採用しているプリンターに染料インクを使用しても問題はありません。
※互換会社の品質にもよります

 

各メーカーの特徴・用途別プリンターの選びかた

各メーカーの特徴


 

■エプソンプリンターの特徴

 

1.顔料のみか染料のみ!

エプソンプリンターには、顔料インクのみの機種(PXシリーズ)か、染料インクのみの機種(EPシリーズ)しかありません。
 

2.レーベル印刷が楽!

エプソンのプリンターには本体に自動CD/DVDトレイが内蔵されているので、CD-Rトレイを用意する必要がありません。
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DVD印刷の多い人は、エプソンプリンターがオススメです。
 

3.写真印刷をするならエプソンがオススメ!

エプソンは、Advanced-MSDTや Epson Colorなど独自の印刷技術によって、その品質を高めてきました。解像度はCanonのほうが高いのですが、実際に印刷してみると、Canonプリンターのものは粒状感が目立ち、発色もエプソンに軍配があがります。
写真印刷にこだわる方は、エプソンのEPシリーズで6色以上のインクを採用しているプリンターがオススメです!
 
 

■Canonプリンターの特徴

 

.豊富なメンテナンス機能

EPSONのプリンターメンテナンス機能はノズルチェック、ヘッドクリーニング、ギャップ調整しかありませんが、Canonはクリーニング、強力クリーニング、ヘッド位置調整、ノズルチェックパターン印刷、インクふき取りクリーニング、給紙ローラクリーニング、電源オフ、サイレント設定などなど、プリンター本体に、豊富なメンテナンス機能がついています。
また、Canonのプリンターは、故障の原因となりやすいプリントヘッドの取り外しが可能なため、長く利用していきたいという人はオススメです!
※EPSONの場合でも、一体型インクカートリッジ対応のプリンターを選べば、長期利用は可能です。

 

2.いろいろな用紙を利用するならCanonがオススメ!

Canonプリンターの特徴の一つに、背面からの給紙というものがあります。対してEPSONは前面からの給紙しか行えません。
そのため、EPSONでの印刷の場合用紙によっては既にセットされている用紙を巻き込む恐れがあり、印刷の度に給紙トレイをあけて、紙を取り除く必要があります。
また、前面のみでの給紙では、印刷できる用紙に制限があります。
シールや年賀状、ミシン目の入っている用紙は、EPSONの前面給紙タイプのプリンターでは印刷が難しいです。
光沢紙やラベル、年賀状などの印刷をするならCanonのプリンターがオススメです!
 

3.スキャナにこだわりたいならCanonがオススメ!

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CanonのプリンターはCCD方式を採用しているため、立体物のスキャンに強い(MP980)などの強みがありますが、EPSONの複合機は、CIS方式を採用しているため、読み込みに時間がかかる、凹凸のある原稿はうまく読み込めない。という欠点があります。そのため、雑誌の見開きや、シワのある用紙などはうまく読み込めず、ボケてしまったり、鮮明に取り込むことができません。
スキャナとしての用途を考えているなら、Canonのプリンターを買うことをオススメします。
 
 

■Brotherプリンターの特徴

 

1.FAX付複合機ならBrother

Brotherの主な機種は、電話・FAX機能にプリンタ・スキャナが付いてるタイプの複合機です。多機能面でプリンターを選ぶなら、Brotherがオススメです!
※色んな機能が組み合わせで1台に入っているから、配線や場所の問題がないというメリットもありますが、1つの機能が壊れてしまうと部分的に買い替えが出来ず修理の必要があるなどのデメリットもあります。
SOHO(スモールオフィス)などにもBrotherプリンターはオススメです。

2.印刷コストを抑えたいならBrother

純正インク利用時のコストをEPSONと比較した場合、Brotherの印刷コストは1~2割安くなっています。
また、輪郭を強調して色を淡く調節し、インクの消費量を抑えるインク節約モード

やホームページなどを印刷するときに用紙1枚にぴったり印刷できるホームページぷりんと2

というソフトもあるので他社と比較しても、コストパフォーマンスに優れています!
※互換インクを利用した場合、更にコストの削減をすることができます。
 

3.ネットワーク機能の充実

EPSONとは違い、最も安いモデルのDCP-J152Nなどに、無線LAN接続機能やスマートフォンとの連携機能も付いているので、無線接続に関して、他社よりも力を入れています。安いモデルでスマホからのダイレクト印刷を行いたい場合は、Brotherプリンターがオススメです!
 
 

HPプリンターの特徴

 

1.黒インクだけで印刷可能

HPのプリンターは他社にないメリットが1点あります。それが、黒のインクのみでモノクロ印刷ができる点です。
EPSONやBrotherのプリンターは、黒以外のインクがなくなった場合、最長5日黒のみの印刷を臨時的に行うことができますが、黒インクのみでのモノクロ印刷をし続けることができるのはHPのプリンターだけです。
ほとんどカラーでの印刷を行わず、普段は黒インクのみでの利用をしたい時などはHPプリンターがオススメです!
 

2.世界初のポータブル複合機

HP Officejet 150 Mobile AiOは世界初最小・世界初のコピー・スキャン・プリント可能な複合モバイルプリンターです。

大きさは幅350mm×奥行き171mm×高さ90mmとノートパソコン程度の大きさで、重量も3.1kgと片手でも持ち運べます。
リチウムイオンバッテリーを搭載しているので、電源のないところでもコピー・スキャン・プリントが可能です。充電完了後、最大500枚のプリントが可能なので、会議や出張など、ビジネスシーンでの活躍が期待されます。
 

3.急なインク切れにも対応

HPには、インクバックアップ印刷という他社には無い便利な機能があります。先ほどHPプリンターは黒インクのみでの印刷が可能というお話をしましたが、インクバックアップ機能は、黒やカラーインクが切れた時、黒がない場合はカラーの合成によって。カラーがない時はグレースケールによって印刷することが可能です。インク切れで困るシーンの多い方などにはHPのインクバックアップ機能搭載のプリンターがオススメです!
 
 

まとめ

インクのあれこれについてご紹介しましたが、いかかでしたか。

この記事が今後プリンターを購入する際の目安になれば幸いです。
インクプラス内には、プリンターレビューの記事もありますので、
用途によって大まかなプリンターメーカーやプリンタ型番を決めてから、詳しいスペックを調べる時の参考にしていただければと思います。
ご自身にあったインクカートリッジやプリンターを選んで、ステキなプリント生活をお楽しみください!
 

 

 
 

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